- 1 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)19:22:56.32ID:GP/2WQb00
- <鎮守府屋内 廊下>
--
---
五十鈴「では、報告書は私が届けに」
飛鷹「ありがと!」
日向「すまないな。先に失礼する」
夕張「じゃ、また後で!」
五十鈴「えぇ」フリフリ
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- 2 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)19:31:13.22ID:GP/2WQb00
- 五十鈴「……」スタスタ
「……っ……あっ……」
五十鈴「……?」
「……んっ…………ふぁっ……」
五十鈴「何これ……」イラッ
「……ぁひぃっ……んっ……」
五十鈴「…………名取の声?」クルッ - 3 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)19:35:13.90ID:GP/2WQb00
- 表札「執務室」
五十鈴「執務室? 一体何を……」ミミソバダテ - 5 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)19:40:21.74ID:GP/2WQb00
- 名取『うぅっ……ていっ……と……』
提督『……出すぞ……』
名取『お願い……しま、す……んっ、はぁっ……』
五十鈴「…………」
五十鈴「……ッ!!?///」カァァァ
五十鈴「こっ……このっ……」ワナワナ - 6 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)19:46:40.32ID:GP/2WQb00
- ドゴォォォン!!
バタァン!!!
五十鈴「おどりゃあ何さらしとんじゃこんクソ提督がぁぁぁぁっ!!」
提督「!?」セイザ
ビクゥッ
名取「!?」ヒザマクラサレ
プスッ
提督「あっ」
五十鈴「えっ」
名取「いっ」
名取「…………い゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛っ!!!」 - 7 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)19:56:38.68ID:GP/2WQb00
- <十数分後 上長良姉妹部屋>
提督「……」
長良「……」
五十鈴「……」
ガチャッ
青葉「伝達終わりです。『利根さんがうっかり足の小指をタンスの角にぶつけた時の悲鳴』と誤魔化しておきました」
提督「ご苦労、下がって良し」
青葉「はいっ!」
バタン
ガチャッ
名取「あ、あの……」
提督「おぉ、入れ違いか。早かったな」
名取「ドックへ行く途中、明石さんに会って、『それくらいなら入渠するより早いですよ!』と……」
提督「成る程。何にせよ軽傷で良かった」
五十鈴「……」 - 8 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:00:44.52ID:GP/2WQb00
- 提督「さて、皆揃ったな」
長良「えぇと、つまり三人の証言を纏めると……」
長良「名取は普段から提督に耳かきを頼んでいて、今日もいつも通りしてもらっていた」
名取「は、はい……」
長良「提督も”艦娘の健康管理”という業務の一環としてそれを了承していた」
提督「はい」
長良「それで耳かきしていた所、たまたま部屋の前を通りすがった五十鈴は……」
長良「えっ……えっちな想像を、して……部屋に、押し入った……///」
五十鈴「っ……は、はい……///」
長良「……で、それに驚いた提督は、その拍子に名取の耳を突いてしまった、と」
提督「はい」 - 11 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:05:51.18ID:GP/2WQb00
- 長良「これは五十鈴が悪いね……」
五十鈴「だ、だって! びっくりするじゃない! あんな声が聞こえてきたら!///」
五十鈴「それに提督も! 耳掃除を秘密にしてなかったらこうはならなかったでしょ!」
提督「人のせいにするな、見苦しいぞ!」
提督「それに第三者の長良もこう言っている。大人しく名取に謝罪したまえ」
五十鈴「~~っ!」プルプル
名取「てっ! 提督! 私はその……だ、大丈夫ですから!」
提督「そうか。名取は優しいな」
名取「い、いえ…………あっ、じゃあ……」
提督「ん?」 - 12 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:12:20.02ID:GP/2WQb00
- --
---
提督「良いのか?」ベッドニセイザ
名取「はい、このままで……」ヒザマクラサレ
提督「じゃあ……」スッ
カリカリッ
コリコリッ
名取「んっ……ぁっ……」トローン
長良(つまり、この光景を私達に見せつけよう、と……?)
五十鈴(でもこの子に限ってそんな事は………………やっぱり怒ってるのかなぁ……)
提督(なんで二人共部屋を出るでもなく、こっちを見てるんだ……?) - 13 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:21:31.60ID:GP/2WQb00
- コショコショ
コスッコスッ
名取「んっ、んんっ! はぁっ……」ビクビクッ
コリコリ
カリッカリッ
名取「くふっ……あっ……」ガクガクッ
カッカッ
コツッコツッ
名取「ひぁっ……くぅっ……」モゾモゾ
提督「よし。梵天行くぞ」
ゴシュッ、ゴシュッ
モフッ、モフッ
フワフワッ
名取「んんっ……ふぅぅっ……」ビクンビクン
長良(なんだか……///)
五十鈴(いけないものを見ている様な……///) - 14 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:27:48.52ID:GP/2WQb00
- 提督「さぁ、こっちは終わりだ。反対側を」
名取「は、はいぃ……///」クルリン
名取「スゥーッ、ハァーッ、スゥーッ、ハァーッ……///」
長・五「「!!!???///」」ガタッ
提督「二人共静かにしてろ」
長良(何やってんのあの子!!?///)
五十鈴(いつの間にか……えらい大胆になったわね……///) - 15 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:35:04.90ID:GP/2WQb00
- 名取「んっ……提督、さ……っ……」
カリカリッ
ゴソゴソ
提督「大丈夫だ。俺はここだ」
名取「はい……はいぃぃ……///」
コリコリッ
カリカリッ
提督「よい、しょっと」
カリカリカリッ
ズズズッ
ゾフッ!
名取「ふぁぁぁっ!///」ビクビクビクン!
モフモフモフッ
フワフワフワッ
フワッ
提督「よし。これで完了だ。お疲れさん」
名取「あっ……ふぁっ……」ガクッビクッ
長良(名取……凄く気持ち良さそう……///)ゴクリ
五十鈴(私もやって貰おうかしら……///)ゴクリ - 19 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:41:31.03ID:GP/2WQb00
- 名取「あ、ありがとうございました……///」
提督「いやいや。これも仕事の内さ」
名取「それでは……」
名取「こっ、今度は私が!」
提督「おう。いってらっしゃ……ん?」
名取「私が提督さんの……み、耳かきを、します!」
長・五「「!!??」」ガタッ
提督「そうだな…………折角だ、やって貰おうかな」
名取「で、では今度は私がこっちに……」ポンポン
提督「おぉ。失礼するぞ」
スッ
提督(おぉ、なんと張りのある柔らかさ……)
提督(膝枕なんて久しく経験していないが……これは良い……) - 20 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:47:47.80ID:GP/2WQb00
- 名取「でっ、では! いきまひゅっ!」
提督「名取!」
名取「ふぁい!」ビクッ
提督「大きく吸って」
名取「すぅーっ」
提督「吐いて」
名取「はぁーっ」
提督「よろしく頼む」
名取「は、はい!」 - 24 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)20:59:42.39ID:GP/2WQb00
- 名取(そ~っと、そ~っと……)
コチョッ、コチョコチョッ
カリッカリッ
名取(傷付けない様に、丁寧に……)
コショコショ
コスコス
提督(良く言えば極丁寧、悪く言えばもどかしい耳かきだな……)
カリカリ
コリコリッ
提督(しかしほとんど痛みを感じない。耳かき上手いんだな……)
カッカッ
コチョコチョ
提督(少しずつ、確実に綺麗になって行く感覚……)
コツッコツッ
コショカショ
ツツッ
提督(俺はいつも一気にやってしまうが……これはこれで良いものだ) - 27 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:04:41.55ID:GP/2WQb00
- コリッ
カリッカリッ
ツツーッ
名取「て、提督さん……」
提督「どうした?」
パリッ
ミリッミリッ
ペリッ
名取「気持ちいい、ですか……?」
コッコッ
カリカリ
スーッ
提督「……あぁ」
コシュッコシュッ
スッスッ
提督「凄く、気持ちいいぞ」
名取「あ、ありがとうございます!」パァァ
カカッ、コッ、コココッ
コリッ
提督(そうだ……自信を持て……) - 29 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:10:58.68ID:GP/2WQb00
- --
---
コショッ
ススッ、ススーッ
名取「……はい。こちら側はこれで、お終いです。反対側を、するので……」
提督「あぁ……」ムクッ
名取「こ、こちらを、向いて、ください!」
提督「……なんと」クルリ
名取「……っ!!///」ドキーン
名取(だ、ダメダメ!! 集中しないと!)
提督「……っ!!」ドキーン
提督(しまった、転がったらこうなるよな……目の前に名取のお腹が……いかん、ドキドキしてきたぞ) - 30 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:20:00.31ID:GP/2WQb00
- 名取「し、慎重に……落ち着いて……」
ピリピリ
パリパリ
提督(ちょっと手が震えているな……)
名取「力を、入れ過ぎない様に……」
ペリッペリッ
カリカリカリッ
提督(おっ、すぐに持ち直した)
ミリミリッ、メリッ
スーッ
メリッメリッメリッ
パリッパリッ
ススーッ
ペリッペリッ
ミリミリメリッ
スーッ
提督(ペースが上がっている……調子が出て来たという事かな) - 31 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:29:34.44ID:GP/2WQb00
- ザザッ
ガッ、ガササッ
提督(それにしても……気持ちいいな……)
提督(他人にやってもらっているからなのか、名取が俺より上手いのか……)
ゴソゴソ
ガガッ
ススーッ
提督(…………はたまた、名取だからそう思うのか……)
バリッ
ミリミリ、ザリッ
提督(まぁ、何でもいい……今、俺は至上の快楽を味わっているという事は確かなんだ……)
ゾゾッ、ゾゾッ
ガサガサ、カリリッ
スーッ
提督(そう、このまま……)ウトウト - 32 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:35:44.35ID:GP/2WQb00
- コッ、ココッ
ココッココッ
提督(奥の……大物か)
ココッ、ゴッ、ゴゴッ
ゴココッ
名取(硬い……しかも大きい……)
ゴリゴリ
ガッ、ガッ
名取(でももう大分奥だから、あまり強くはできない……)
ガガッ、グッ
ゴッゴッ
名取(強くしすぎないように……傷付けないように……) - 33 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:39:19.91ID:GP/2WQb00
- ガッ、ガゴッ
グッグッ
提督(頑張れ……)
名取「ふぅっ……うぅ~っ……」
ゴゴッ
ズッ、ゴゴゴッ
提督(苦戦している様だな……)
ググッ
ゴッゴッ
ガガッ
名取(でも、だからって投げ出す訳には行かない……!)
ゴコッゴコッ
コッコッ
ググッ - 34 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:47:09.45ID:GP/2WQb00
- ビッ
名・提(剥がれた!)
名取(ここから……)
グッ、ググッ
メリッ
名取(一気に……!)
ミリミリッ、メリッ
メリメリ、バリッ
ズズズッ!!
ズボゥ…!!
提督「ふぉぉっ」
名取(と、取れた!)
提督「名取……よく、やった……」
名取「あ、ありがとう、ございます!」
提督「それから……少し、このままで……」
名取「はい……どうぞ……」 - 35 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:52:51.82ID:GP/2WQb00
- 提督「あぁ、じゃあそろそろ……」
名取「はい。それでは、仕上げに入ります」
パリッパリッ
サッサッ
スーッ
ピリッ、ピリッ
パリパリ
ススーッ
提督(あぁ……最後の一片まで、掻き出されて……)
ショリショリ…
コショッ
スーッ
モフモフッ
フワッ、フワワッ
モフッモフッモフッ
フワッ
ふぅーーっ……
---
-- - 36 :◆pysihcVNJQ[saga]:2015/04/08(水)21:58:53.55ID:GP/2WQb00
- <二週間後 執務室>
提督「で、何だこれは」
五十鈴「何だって何よ」
長良「私達も、耳かきして貰いたいなーって……」
提督「ふむ……名取、良いか?」
名取「わ、私は! 良い、ですよ」
名取「あ、でも!」
提督「ん?」
名取「わ、私が、優先です!」
この後滅茶苦茶した
おわり