- モバマスのSSです。
アニメの設定で書いていますが、自分の想像で書いているので注意してください。
書き溜めした物をまとめて投稿しますが上手く出来ないかもしれません。
それでもよろしければお願い致します。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446235658
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- ~TV局楽屋~
武内P「本田さん、収録お疲れ様です」
本田未央「お疲れ様です!ねえねえ、どうだった?未央ちゃんのトーク力は?」
武内P「とてもよかったと思います、本田さんのお陰で会場全体も盛り上がっていました」
武内P「ディレクターさんや司会の方も本田さんを褒めていました」
未央「ホント!?えへへー嬉しいなー」 - 武内P「特にディレクターさんは本田さんにレギュラーになってほしいと言っていました」
未央「おお~!!」
武内P「もし、本田さんがよろしければその方向で進めて行きたいのですが・・・」
未央「やるやる!!今日の収録すごく楽しかったし、レギュラーやりたいです!!」
武内P「分かりました、前向きに検討させていただきます」
未央「えへへ~、これはこの超絶美少女未央ちゃんの人気がまたUPしちゃうな~」
武内P「そうですね、本田さんの知名度も順調に上がっています」
未央「・・・あ、あの、そこはツッコミいれて欲しかったかな~って・・・」
武内P「?・・・何か、おかしかったでしょうか?」
未央「あ、いや、何でもないです・・・えへへ・・・」 - 武内P「それでは一旦、346プロダクションに戻りましょう」
未央「はーい!それじゃさっさと戻ろ・・・
グー - 武内P「・・・・・・」
未央「・・・・・・」 - 武内P「本田さん、もしかして・・・お腹、空いていませんか?」
未央「あはは・・・今日、ちょっとドタバタしてご飯食べれてなかったから・・・」テレテレ
武内P「そうでしたか・・・あの、本田さん」
未央「何?」
武内P「この近くに、私がよく行く洋食屋があるのですが、よろしければ食べに行きませんか?」
未央「・・・・・・え?」
武内P「この後は特に急ぐ予定もありませんし、本田さんがよろしければ・・・」
未央「行きたい!!すごく行きたいです!!」
武内P「そ、そうですか・・・それでは行きましょう」
未央「プロデューサーお勧めの洋食屋かー、楽しみだなー」
武内P「あ、あまり期待しないでください・・・」 - ~洋食屋~
未央「へ~・・・結構雰囲気いいね」
武内P「そうですね、こういった所も気に入っています」
未央「プロデューサーってやっぱり外食が多いの?」
武内P「そうですね・・・あまり、料理が得意ではないので・・・」
未央「あはは、まあそうだよね~」 - 未央「プロデューサーのお勧めってある?」
武内P「私、ですか?・・・そうですね、オムライスセットがとてもおいしいのでよく食べています」
未央「オムライスか~、プロデューサーって確かハンバーグも好きだよね?」
武内P「はい、好きですね、ハンバーグ」
未央「あはは、何か子供っぽいね」
武内P「うっ・・・よく言われるのですが、やはり変でしょうか?」
未央「そんなことないよ!むしろギャップがあって可愛いと思うな!」
武内P「そ、そうですか・・・ありがとうございます」
未央「別にお礼言う事じゃないってば」 - 未央「それじゃ、私、そのオムライスセット注文しようかな」
武内P「わかりました・・・すみません」
店員「はい」
武内P「オムライスセットを2つ、ひとつは大盛りでお願いします」
未央「あ、私も大盛りがいい!」
武内P「え?・・・しかし、ここの大盛りは本当に量が多いので大変だと思いますが・・・」
未央「大丈夫!今すっごくお腹空いてるから!」
武内P「そうですか・・・では、すみません、大盛り2つでお願いします」
店員「かしこまりました、少々お待ち下さい」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― - 店員「お待たせしました、オムライスセット大盛り2つです」ゴトッ ゴトッ
未央「おおう・・・これはなかなかの大盛りだね」
店員「それでは、ごゆっくり」スタスタ
武内P「本田さん、大丈夫ですか?」
未央「大丈夫だって、私、アイドル活動を始めてから本当によく食べる様になっちゃってね」
未央「むしろこれくらい食べないとちょっと痩せちゃったりしちゃった時もあったから」
武内P「そうでしたか・・・あの、もしアイドル活動が辛い時にはいつでも相談して下さい」
未央「もう、辛くなんかないよ、私、今すっごく楽しいんだから!」
未央「プロデューサー・・・あの時、私を連れ戻してくれてありがとう、本当に感謝してるから」
武内P「本田さん・・・いえ、こちらこそ、ありがとうございます」 - 未央「あはは・・・湿っぽくなっちゃった、ほらほら、あったかいうちに早く食べよ!」
武内P「・・・そうですね、それでは・・・」
武内P・未央「「いただきます」」 - 未央「あむ・・・はふはふ・・・うん!美味しい!」
武内P「よかったです」
未央「卵も良いトロトロ具合だし、このソースも良いね!ケチャップとオリーブオイル・・・後、中濃ソースに玉ねぎかな?」
未央「チキンライスも鶏肉がジューシー!これはいくらでも食べられるね!」
武内P「・・・本田さんは料理とかされるのですか?」
未央「え?」
武内P「いえ、何か料理に詳しそうな気がしましたので」
未央「うーん・・・よく弟や兄ちゃんのご飯作ってるから、まあ、してるって事になるのかな?」
武内P「そうでしたか」
未央「お?なになに?プロデューサー私の料理に興味あるのかなー?」
武内P「い、いえ!そういう訳では・・・」
未央「えー?それはそれで悲しいなー」
武内P「ええ・・・」 - 未央「冗談冗談!ごめんねプロデューサー」
武内P「いえ・・・それより早く食べましょう」
未央「うん」
武内P「・・・」モグモグ
未央「・・・」パクパク - 未央(・・・何か、食べてる時のプロデューサーってすごい子供っぽいっていうか、いい顔してる気がする・・・)
未央(普段からこういう表情できたら職質とか受けない様になると思うんだけどなー)
武内P「・・・」モグモグモグ ムフー
未央(・・・ふふふ、何か、無邪気で可愛いかも)ジー
武内P「・・・本田さん?どうされました?」
未央「い、いや!なんでもないよ!美味しいね、プロデューサー!!」
武内P「え、ええ・・・そうですね」
未央(うわー・・・あぶないあぶない、見つめすぎちゃった・・・はやく食べよう)パクパク
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― - 武内P・未央「「ごちそうさまでした」」
未央「ふー・・・お腹いっぱいだよ」
武内P「本田さん、大丈夫ですか?」
未央「大丈夫大丈夫、美味しかったし、もう大満足!!」
武内P「よかったです、それではそろそろ出ましょう」
未央「うん、えっと、お代はいくらだっけ・・・」
武内P「お気になさらず、私が支払います」
未央「え?で、でも悪いよ」
武内P「いえ、お誘いしたのは私ですから、当然の事です」
未央「そ、そう?・・・ありがとう」
武内P「それでは行きましょう」
未央「う、うん・・・」 - ~車内、移動中~
未央「えっと、その、ごめんね?奢ってもらっちゃって・・・」
武内P「気にしないで下さい、私がした事ですから」
未央「うん・・・ねえ、プロデューサー?」
武内P「はい?」
未央「プロデューサーって・・・カレーも好き?」
武内P「え?・・・そうですね、カレーも好きです」
未央「・・・そっか、わかった」
武内P「?」
――――――――――――――――――――――――――――― - ~その日の夜、本田家~
未央「えっと・・・鶏肉はこれで朝まで置いとけばいいかな・・・」
弟「姉ちゃん?何してんの?」
未央「え!?あ、あんたまだ起きてたの!?早く寝なさい!」
弟「それは姉ちゃんもでしょ・・・鶏肉漬けてるみたいだけど、何か作ってるの?」
未央「い、いいから!これ終わったら私も寝るから、先に寝てなさい!!」
弟「う、うん・・・わかった」テクテク
未央「ふー・・・私、何で夜中にカレーの仕込みしてるんだろ・・・」 - 未央「さて・・・後は、スパイスを調合して・・・」
未央「いや、めんどくさいしもうカレー粉でいいかな・・・」
未央「・・・プロデューサー、喜んでくれるかな・・・」
未央「・・・よし!ちょっと本気でスパイス調合しようか!」
未央「大人の男性だし・・・ちょっと辛めのカレーが良いよね」
未央「それじゃ、未央ちゃん頑張りますよ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――― - ~翌朝、CPルーム~
ガチャッ
未央「おはよーございまーす・・・」
渋谷凛「お、おはよう」
島村卯月「み、未央ちゃん?元気ないですね・・・」
未央「あはは・・・ちょいと寝不足で」
凛「昨日の夜何してたの?」
未央「ま、まあちょっとね・・・」
卯月「レッスンまで少し時間ありますし、仮眠とりますか?」
未央「うん、そうするー・・・」テクテク
凛「・・・何してたんだろうね?」
卯月「さ、さあ?」 - ~お昼過ぎ~
武内P「・・・・・・」カタカタカタ
未央「ね、ねえ、プロデューサー?」
武内P「本田さん?」
未央「もうお昼過ぎだけど・・・お腹空いてない?」
武内P「・・・そうですね、そろそろ食事に行こうかと考えていました」
未央「そ、そう・・・だ、だったら、これ!」スッ
武内P「・・・これは?」
未央「えっと・・・き、昨日奢って貰ったからそのお礼、未央ちゃんの手作り弁当だぞっ!!」
武内P「本田さん・・・その事は気にしないで下さいと・・・」
未央「だーめ!未央ちゃんは借りた恩はしっかり返さないと気がすまないの!」
武内P「しかし・・・アイドルである本田さんからいただく訳には・・・」
未央「お願い、私、プロデューサーに食べてほしいな」
武内P「・・・わかりました、ありがとうございます」
未央「ホント!?じゃ、ちょっとまってて、レンジでチンしてくるから!」タッタッタ
―――――――――――――――――――――――――――――――――― - 未央「はい!ちゃんとプロデューサーに合わせて大きいお弁当箱にいっぱい入れてきたよ!」パカッ
武内P「これは・・・カレー・・・ですか?」
未央「そう!未央ちゃんの得意料理!チキンカレーだよ!!」
武内P「・・・良いニオイですね」
未央「ホント!?えへへースパイスには結構こだわったんだよ?ほらほら食べて食べて」
武内P「はい・・・いただきます」 - 武内P「・・・」モグモグ
未央「・・・ど、どうかな?美味しい?」
武内P「・・・・・・」モグモグ
未央「?・・・プロデューサー?」
武内P「・・・・・・」スッ
未央(お弁当を持ち上げた?) - 武内P「!!!!!!!!!」ガツガツガツガツ
未央「!?」 - 未央「ちょ、ちょっと!?プロデューサー!がっつき過ぎだよ!」
武内P「!?す、すみません!」
未央「きゅ、急にどうしたの!?」
武内P「いえ、その・・・とても、美味しくて、体が勝手に・・・」
未央「あはは・・・でも、そんな風に言ってくれるなんて嬉しいなー♪」
武内P「・・・申し訳ございません」
未央「なんで謝るのかなー?ほらほら、まだまだ残ってるから食べて食べて」
武内P「・・・はい」
武内P「・・・・・・」モグモグ
未央(えへへ、やっぱり食べてる時のプロデューサー、子供みたいで可愛いな~)ジー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― - 武内P「ごちそうさまでした」
未央「えへへー、全部食べてくれたんだー」
武内P「はい」
未央「ふふーん、どう?未央ちゃんの料理の腕前なかなかのモノでしょ?」
武内P「ええ、鶏肉もとても柔らかく、味がしっかり染み込んでいました」
武内P「あと、スパイスは御自分で調合されたんですか?」
未央「そうだよ!ちゃんとプロデューサーが好みそうな味考えて調合したんだからね?」
武内P「ありがとうございます、とても美味しかったです」
未央「うん!」 - 武内P「・・・ですが、本田さん」
未央「え?」
武内P「あなたはアイドルです、その本田さんからこういう物を頂く事で何か噂が立ってしまうかもしれません」
未央「あ・・・」
武内P「なので、申し訳ございませんが、これからはこういった事は控えていくようにして下さい」
未央「・・・うん、そうだね・・・ごめんなさい」
武内P「・・・本来はこのお弁当も受け取るべきではなかったのですが・・・」
未央「?」 - 武内P「その・・・本田さんの料理を食べてみたいが為に、受け取ってしまいました」
未央「え・・・」
武内P「ですので、今回の件は私の責任なのであまり気になさらないでください」
未央「プロデューサー・・・ありがとう!」
武内P「いえ、こちらこそありがとうございます」 - 未央「でも、もしまた未央ちゃんの料理が食べたくなったらいつでも言ってね!」
武内P「い、いえ、ですから・・・」
未央「あはは、冗談だよ!それじゃそろそろ演劇の練習が始まるから行ってくるね!」
武内P「は、はい、頑張ってください」
未央「うん!じゃーねー」
ガチャッ - 未央「えへへ・・・プロデューサー、美味しいって言ってくれた・・・うれしいな」
未央「・・・よーし、演劇の練習、頑張るぞー!!」