七尾百合子「武内Pさん…むむ…」の続き的な何か。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449667202/
別に前作を読まなくても問題ないとは思われますが、
引き続き765P(notバネP)と百合子が駄弁ってます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449882589
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百合子「悪の秘密結社に違いありません!」
765P「アイドル事務所だよ!つか正座しろ正座!説教だ!」
百合子「え、ええっ!?」
765P「あのな、さすがによそのプロデューサー一人ならまだしもだぞ?」ガミガミガミ
765P「プロダクション丸ごとdisるアイドルがあるか…大体お前はこないだだって」ガミガミガミガミ
百合子(プロデューサーさんは知らない…私が、346プロ…ううん)
百合子(あのお城で見た一部始終を知れば、きっとプロデューサーさんだって信じてくれる…)
百合子(けどそれは、すなわちプロデューサーさんも『彼女達』に狙われてしまうという事…!)
百合子(ダメよ百合子、言ってはダメ…お口チャック…お口チャック…)
百合子(でもでも…プロデューサーさんだってばかじゃないもの…きっと私の危機には颯爽と現れて)
百合子(迫り来る多いなる災い…押し寄せる獣達の群れ…)
百合子(もうダメ、このままじゃ私、食べられちゃう! そう思い覚悟を決めた瞬間に…)
百合子(私の中に秘められていた隠された能力が目覚めて、迫り来る怪異を薙ぎはらう!)
百合子(でも、さすがにこれだけの数…目覚めたばかりの力で、一気にさばくのは難しい…!)
百合子(く…っ! 万事休す…風前の灯火…レッドライン…黒ゲージ…)
百合子(そこでついに!プロデューサーさんが私を助けに現れるの!)
百合子(まるで一騎当千のあのアクションゲームを見ているかのような鮮やかな立ち回りで敵を一掃するプロデューサーさん…)
百合子(でも、そんな彼でも運命の魔手からは逃れられない…迫る凶刃…放たれた銃弾…)
百合子(怒りに打ち震える私は…新たな力を覚醒し…そして…! 言い放つのよ!)
百合子「………くも……」ぐすっ……
765P「お前は知らないだろうけどな、あの後俺は社長に…ん?」ガミガミガミぴたっ…
百合子「くも…よくも…!」ひっく…えぐっ…
765P「お、おい…何も泣くことないだろう…そりゃ俺も不行き届きだったけど」
百合子「よくもプロデューサーさんをーっ!!覚悟ーっ!!」あっぱー!
765P「ぶっほぉ!「ぶっほぉ!「ぶっほぉ!「ぶっほぉ…ほぉ…ほぉ…
「K.O!」
百合子「……国へ帰るんだな…お前にも家族がいるだろう」ふっ…
百合子「プロデューサーさん…あなたの仇は、私が…」
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
765P「プロデューサー俺だよ!!」ガミガミガミガミ!
百合子「ハイ……スミマセン…」
765P「俺の仇を討つのに俺を殺すんじゃないよ!つか明らかにお前が俺の仇!」
百合子「面目次第もございません…」
765P「……ったく…まあ、な」はあ…
765P「……お前が泣いてたのが、怖い目にあったからとかじゃなくて良かったけどさ…」
百合子「え…?」
765P「まあ…俺もさ…ちっとばっか、言いすぎたかな…とか、思ったり……ほんのちょっとな?気持ちだぞ気持ち」
百合子「…………」
百合子「プロデューサーさん…私、今嬉しくって…泣きそうです」
765P「えっ」
百合子「プロデューサーさんが…そこまで私の事を強く想っていてくれたとは露知らず…」
百合子「ですからあの、お願いがあります!」
765P「あ、ああ…まあ、言うだけなら聞いてやらんでも…」
百合子「私のほっぺ、つねってください!強く!思いっきり!」
765P「ドMかおのれは」つねーっ
百合子「いふぁい!いふぁいれすよもっほやはひくひてくらはいー!」
765P「強くしろって言ったのお前だろうが!」
ーーーーーーー
百合子「うう…プロデューサーさんのいじめっこ!ドS!変態!」(涙目)
765P「仕返しだよ仕返し。俺だってまだアゴがいてえ」
百合子「はっ…これはまさしく、青春ドラマでよく見かける、河原での殴り愛というヤツなのでは!」
765P(きょうび見ないけどなぁ…)
765P「つか、そもそも聞きそびれたけどなんで346プロが悪の秘密結社なんだよ」
百合子「ああ、それはですね…」
蘭子「ふむ…どうやら戦いの時は近いようね…」かきかき…
蘭子「見ていなさい、魔道書の乙女よ…我が深淵の呪言の前に、そなたはひれ伏し、宣(のたま)うのよ!」
蘭子「我が名は神崎蘭子…真なる闇より生まれし混沌の申し子!又の名を、魔王!!」
蘭子「せいぜい震えて眠るがいいわ…ふふふ…ふふふふふ…」
蘭子(この前会った765プロの百合子ちゃん、いい人だったなぁ…♪)かきかき…
蘭子(私の言葉をわかってくれるどころか、一緒に遊んでくれて…)ぬりぬり…
蘭子(また会いたいなぁ…会えるといいなぁ…♪)るんるん…
武内P「赤城さん…神崎さんは、なんと…?」
みりあ「この前一緒に遊んで、楽しかったんだって!」
武内P「なるほど…では魔道書というのは…」メモメモ…
ーおしまい。