【18時30分 休憩及び夕食】
陽炎「ただいまー」ガチャ
瑞鶴「よーやく休憩室でゆっくりできるわね」
プリ「晩御飯なにかなー?」
吹雪「とにかくまともなものを食べさせて欲しいなぁ」
秋月「何が出てくるのか楽しみです!」
瑞鶴「…先に言っとくけど、ひどい料理出したら怒るからね」
提督「大丈夫だ瑞鶴。その心配は一切無い」
提督「俺が言うのもなんだが、料理を大の得意とする人間に夕食を任せたからな。大船に乗った積もりでいてくれ」
プリ「おー!ほんとー!?」
秋月「誰が夕食を作ってくれたのでしょうか?」
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提督「よーし、それじゃお待ちかねの晩御飯を用意してくれたシェフをお呼びするぞ」
プリ「わくわく」
提督「足柄シェフ!来てくれ!」
瑞鶴「!!」
陽炎「あ、足柄さんですって!?」
ガチャ
足柄「みんなお帰りなさい!早速晩御飯といこうかしら!」
吹雪「来た!足柄さんだ!」
秋月「確かに料理がとても上手な人です!」
瑞鶴「これは楽しみね!」
【夕食係 足柄】
吹雪「そして…足柄さんってことは!」
プリ「晩御飯のメニューはやっぱり…!」
足柄「そうよ!晩御飯は足柄特製カレーライス!召し上がれ!」コトッ
吹雪「やったぁーーー!晩御飯は大当りだぁーーー!」
瑞鶴「足柄のカレーって本当おいしいのよね。ここで食べられるなんて思ってもなかったわ」
秋月「ポスターを見て私も食べたくなってたんです!嬉しいです!」
プリ「く、口の中が涎でいっぱいだよ…!」
足柄「嬉しいこと言うわね貴方たちっ」テレッ
陽炎「でもこんなハイスペックな人なのになんで行き遅れなのかね」
足柄「おい陽炎どつくぞ」
吹雪「w」
デデーン
吹雪、アウトー
吹雪「そういうとこですよ、足柄さん!」スパーン
瑞鶴「足柄はもう少し品があれば完璧超人お姉さんだったのに…」
陽炎「そこがいいって言う人もいるっちゃいるけどやっぱり品がアレなのは致命的…」
足柄「うるさいわよ。さっさとカレー食べなさい」
秋月「はいっ!それではいただきまーす!」
吹雪「私もいっただっきまーす!」ガツガツ
瑞鶴「うん、おいしい!辛さは強めなのに風味が優しくて、最高だわ!」モグモグ
陽炎「昼御飯がアレだったからちょっとだけ心配だったけど…」
秋月「杞憂だったみたいですね、やっぱりおいしいです!」
プリ「休憩はこうでなくっちゃね!」
吹雪「足柄さんおかわり!」バッ
足柄「いいわよ!いっぱい食べなさい!」
提督「どうだ、俺の言った通り夕食は大丈夫だったろう」
秋月「はい!」
提督「実はな、本当は吹雪のだけ具なしにするとか瑞鶴のはルー抜きにするとか色々と考えてたんだけどな」
吹雪「おい」
提督「足柄きっての反対で結局全員においしいカレーを振る舞うことになったんだ」
プリ「ええ!」
瑞鶴「…本当なの?足柄」
足柄「本当よ。悪い?」
吹雪「いやとんでもない!」
提督「足柄曰く、まだまだ番組は続くんだからこの子たちにしっかり食べさせてあげたい。と言っていたからな」
提督「我々も足柄の熱意に押され、晩御飯は普通の晩御飯になったぞ」
プリ「そ、そんな…!足柄さんdanke…!」
吹雪「やだ…私、足柄さんに惚れそう…!」
瑞鶴「ありがとう、足柄…!!」
秋月「私たちのために…ここまでしてくれるなんて…!」
陽炎「足柄さんバンザーイ!!」
足柄「この手のひら返しよ…」
足柄「でも悪い気はしないわ!遠慮しないでじゃんじゃん食べちゃいなさい!」
吹雪「わっかりましたー!」
〜〜〜
吹雪「ご馳走さまー」
瑞鶴「調子に乗って食べ過ぎたかも…」
提督「んじゃ、次の企画までまぁまぁ時間があるからゆっくり体を休めておけ」
吹雪「はーい」
提督「あ、そうそう」
プリ「?」
提督「休憩室の引き出しの中はDVD以外全てリセットしておいたから」
提督「中身を確認したかったら自由に確認しておいてくれ」
陽炎「は?」
提督「それじゃ、また後でな」←退室
足柄「これからも頑張ってね♪」←退室
瑞鶴「ちょっと…」
吹雪「…」
秋月「…」
プリ「…」
プリ「…引き出し、開けちゃう?」
吹雪「待ってプリンツさん!」
吹雪「…どうするよ」
陽炎「どうするって言われても…」
瑞鶴「…やっぱり開けるの怖いわよね…」
秋月「それにDVDもまだ2枚残ってますし…」
吹雪「くっ…苦痛の休憩再びってとこかぁ…」
プリ「ねー、結局開けるの?開けないの?」
陽炎「仕方ないわね…ここは」
陽炎「秋月、DVDを1枚だけ再生してみましょう」
吹雪「ほわっ!?なんで!?」
瑞鶴「どうして!?陽炎!」
陽炎「だってこのままじゃ埒があかないもん。こういう時は思い切って何かしらアクションを起こしてみるのが大切って言うわ!」
吹雪「…そうだね、どうせ暇だし…」
瑞鶴「わかったわ。何かしらの行動の起点になるかもしれないしね」
瑞鶴「秋月、好きなの選んで再生しなさい」
秋月「わかりました」
秋月「じゃあ…これで」ピッ
陽炎「今度のDVDはどんな内容かしらね」
瑞鶴「嫌な予感がするのは確かよ」
パッ
プリ「あっ、映った」
秋月「このDVDは…」
【横須賀鎮守府 相談テレフォン】テテーン
『ここは、横須賀鎮守府相談センター』
『鎮守府職員の疑問や悩みなどを解決してあげることをお仕事として頑張っています』
『例えば…』
職員『もしもし。私、整備科の者ですけど仕事中に骨折をしてしまいまして…この場合、鎮守府から保険金って出ますか?』
相談員『はい。労災保険の対象ですので手当金が支給されます。申し込みは担当の部署から行ってくださいませ』
『このように、親切に教えてあげるのです』
秋月「施設紹介ビデオみたいですね」
吹雪「何の目的で作ったの、これ」
プリ「広報とか…かな?」
陽炎「それなら昼の広報ビデオの存在意義は…」
『では今回は、一人の相談員に密着してみましょう』
『密着するお相手は相談の大ベテラン』
『山雲さんです』
山雲『♪〜』
【相談員 山雲】
山雲『…』
プルルルル
山雲『はーい、こちらお悩み相談センターよ〜』ガチャ
高波『あ、あの、精神的なお悩み相談って大丈夫ですか…?駄目かもです…か?』
山雲『ううんいいわよ〜何でも相談して〜』
【相談者 高波】
高波『ありがとうございます…実は私、自分に自信が持てなくて…』
高波『発言するときも言葉をぼかしたりしちゃって、本音が言えないことがあるんです…どうしたら自信を持てますか?』
山雲『う〜ん、そうね〜』
山雲『…わかんない☆』
高波『』
吹雪「wwwwww」
秋月「wwwwwww」
瑞鶴「ロ◯ラかよお前wwww」
デデーン
吹雪、秋月、瑞鶴、アウトー
高波『…もういいです。ありがとうございました』ガチャン
山雲『うふふ〜解決したみたいね〜』
吹雪「どこがよ…」スパーン
瑞鶴「話は聞いてやる…聞くだけだがな…的なものだったわね…」スパーン
プルルルル
山雲『またお電話〜』ガチャ
敷波『あの…実はあたし、上司の男性のことが気になっちゃって…』
【相談者 敷波】
山雲『恋のお悩みかしら〜?』
敷波『そうなんだ…恥ずかしくて、誰にも言えなくて…』
山雲『あら、誰にも言えないのなら私が聞いちゃまずいわ〜』ガチャン
陽炎「wwwwwwwwww」
プリ「wwwwwwww」
瑞鶴「wwwwwwwwwww」
秋月「wwwwwwwww」
吹雪「鬼かwwwwwww」
デデーン
全員、アウトー
陽炎「今のはひどい」スパーン
秋月「弄んだだけで終わってます…」スパーン
吹雪「敷波、きっと電話越しに泣いてるよ…」スパーン
プルルルル
山雲『今日はよく電話が来るわね〜』ガチャ
江風『すみませーん、チャーシューメン1つお願いします』
山雲『…?』
江風『…あっ、しまった。間違い電話だったか…?』
【間違い電話 江風】
山雲『チャーシューメン〜?』
江風『わりぃわりぃ、忘れてくンな。それじゃ』ガチャン
山雲『…』←発信履歴でかけ直してる
山雲『チャーシューメンはここでは取り扱ってませんよ〜?』
陽炎「なんでかけなおしたのよw」
デデーン
陽炎、アウトー
陽炎「ストーカーじゃないんだから…」スパーン
プリ「ちょっと怖いね…」
吹雪「俗に言うヤンデレってやつ?」
プルルルル
山雲『どんどんかかってくるわ〜』ガチャ
初霜『あっ相談センターですか?今から会議室を使いたいんですけどいいですか?』
【相談者 初霜】
山雲『いいけど、何に使うの〜?』
初霜『戦術会議です。隊の皆と一緒に』
山雲『本当かしら〜?』
初霜『本当です』
山雲『本当は、隠れてこっそりアンなことやコンなことをしちゃうんじゃないの〜?』
初霜『しませんって』
山雲『今晩お赤飯?』
初霜『さっさと部屋を貸せ!!』←キレた
吹雪「wwwwwww」
プリ「wwwwwwwww」
陽炎「しつこいwwwwww」
秋月「wwwwww」
秋月「酷いセクハラでしたね」スパーン
プリ「初霜のあんな声初めて聞いたよ…」スパーン
陽炎「私だってあんなこと言われたらキレるわ」スパーン
吹雪「だいたいお赤飯って、ダイレクトすぎるでしょ…」スパーン
プルルルル
山雲『たくさんお電話〜』ガチャ
浜風『こんにちは。少し友人のことで相談が…』
【相談者 浜風】
山雲『友人?どんなこと〜?』
浜風『友人とは言っても最近知り合った人なんですが…その人の名前の漢字が難しくて読めなくて』
浜風『かといって直接聞くのも失礼ですし、こちらにお電話しました』
山雲『なるほどね〜。どんな漢字なの?』
浜風『さんずいに『連』を書いて、そのしんにょうの上に点を打った漢字です』
山雲『その一文字?えーと…確かに読み方が難しい漢字ね〜…』
山雲『たしか…この漢字の読み方は…』
山雲『はす』
吹雪「wwwwwwwwwwww」
秋月「蓮wwwwwww」
陽炎「蓮じゃないwwww漣だwwwwwwww」
瑞鶴「惜しいwwwwwww」
プリ「似てるけどwwwwwwww」
デデーン
全員、アウトー
【今日もまた、相談員は悩める子羊たちを解放したのだった…】
プリ「やっとDVD終わった…」
吹雪「このDVDもなかなか酷かったね」
陽炎「山雲にやらせたのが人選ミスだったのよ…」
秋月「結局何の悩みも解決してませんでした…」
瑞鶴「さて、DVD終わったし話戻すけど」
瑞鶴「引き出しどうするの?開ける?やめとく?」
吹雪「もう開けちゃおうよ、せっかくここまで来たんだし…」
陽炎「開けないっていうのも不完全燃焼でおわっちゃうからね…」
瑞鶴「そうね、そんな気がしてきた…」
プリ「じゃあ誰から開ける?」
瑞鶴「最初と同じ順番でいいわよ、秋月から開けちゃいなさい」
秋月「私からですね、それでは…」
秋月「開けます!」ガラッ
プリ「…」ドキドキ
秋月「中身は…」ゴソゴソ
吹雪「!」
秋月「これですね」スッ
【秋月、大きい封筒3つを取り出す】
吹雪「うわ、嫌な予感しかしないタイプのやつがいきなり…」
プリ「しかもかなり大きい…B3くらいかな」
秋月「封筒の中身はなんだか固い紙のようなものが入ってます…なんでしょうか…」
瑞鶴「固い紙?パネル的なものかしら…?」
プリ「私たち一体何を見せられるの…?」
陽炎「とにかく覚悟を決めるわよ。秋月!封筒を開けて!」
秋月「はい!」
秋月「まず1枚目…開けました」パカッ
プリ「中身は?」
秋月「…やっぱりパネル絵のようなものが入ってます」
瑞鶴「予想通り」
吹雪「それちょっと取り出して見せて」
秋月「わかりました。これですね」スッ
吹雪「うっw」
秋月「あ…これはw」
蒼龍『バズーカ姿も厳として、よろしくね』
秋月「wwwwwwwww」
プリ「wwwwwww」
吹雪「懐かしいwwww」
デデーン
吹雪、秋月、プリンツ、アウトー
陽炎「これはレジェンド画像だわ。私も初見は大笑いしたものよ」
吹雪「いやこんなのはいつ見ても面白いよ」スパーン
プリ「最終的にはコスプレとかにもなったもんね」スパーン
瑞鶴「他にもチャーハンといい、野球といい、蒼龍はなんでこんなにコラ画像に恵まれてんのよ」
プリ「艦これ界の伏兵だよねー」
秋月「2枚目も開けまーす」
吹雪「なんか2枚目も予想できる…」
陽炎「たぶんアレよね」
秋月「そうですね、これでしたw」
吹雪「やっぱりねwwww」
陽炎「懐かしいwwwww!」
瑞鶴「艦これの歴史を感じるわwwwww」
秋月「wwwww」
プリ「wwwwwwww」
デデーン
全員、アウトー
吹雪「っく!」スパーン
陽炎「ふっ!」スパーン
秋月「いっ!」スパーン
瑞鶴「あだっ」スパーン
プリ「わぁ!」スパーン
陽炎「このパネルたちは色々と面白いわぁ」
プリ「思い出にふけることができるからね!もう2年間もやってるし!」
瑞鶴「秋月、3枚目!はやく!」
秋月「では3枚目いきまーす」
吹雪「次はどんなのが出てくるかなぁ」
プリ「秋月、はやく出してー」
秋月「はい!只今!」
秋月「3枚目のパネル、これです」スッ
『きもいっぽい』
吹雪「んあああああああっ!?!?」ガビーン
瑞鶴「wwwwwwww」
プリ「wwwwwwwwwww」
秋月「wwwwwwww」
陽炎「方向性変わったかwwwwww」
デデーン
秋月、陽炎、プリンツ、瑞鶴、アウトー
吹雪「なんだこの下品なパネルは!今すぐ捨てちまえ!!削除依頼を出すのだ!!!」
陽炎「落ち着きなさい!吹雪!!キャラおかしくなってる!」
瑞鶴「そうよ!この画像のおかげで吹雪の知名度も上がったんじゃないの!」
秋月「あのシーン、面白かったですし!大丈夫です!」
吹雪「アニメは黒歴史なんだよぉぉぉぉ!!! 黒歴史を知らない愚か者は地に這いつくばって消えてもらいたいッ!! 」
陽炎「だから落ち着いてってば吹雪!」
瑞鶴「ぶ、Blu-rayとかそこそこ売れたみたいだし!いいじゃない!」(震え声)
吹雪「それがどうしたって言うの!私のプライドはどうなっちゃうのよ!!」
吹雪「なんかアニメ2期始まるって言うけど! あいつらになァーッ、2期の成功など、 できるわきゃーねェだろォォォ!!!!」
プリ「吹雪!その発言はそれ以上は駄目!」
陽炎「一応!一応期待くらいはしといてあげましょうよ!!」
吹雪「うわぁーーー!きもいっぽいの再来はいやだぁーーー!」
吹雪「キュッププー、ヒョレヒョレポー!テレッケモレッケクヌヲレヲホホホー!スヒーンスヒーン…ぐふっ」
秋月「ああっとうとう吹雪さんが壊れてしまいました…」
瑞鶴「よっぽど嫌だったのね…私はあのアニメ吹雪好きだけど…」
吹雪「ううううう、ううううう…」ゴロゴロ
陽炎「吹雪、いつまでも悶絶してないで…」
プリ「次は吹雪の引き出しを開ける番だよ」
吹雪「えっ!?そうだったっけ?」
吹雪「…あぁ、そう言えばそうだったね…開けよう…」
吹雪「私の引き出しには…」ガラッ
プリ「引き出しには?」
吹雪「…」
秋月「何が入ってました?」
吹雪「…」スッ
秋月「あっ…」
【吹雪、謎スイッチを取り出す】
吹雪「…またか」
瑞鶴「またね」
陽炎「あの悪夢が再び返ってきたわね」
吹雪「そんなの嫌だよ!?私もう蹴られたくない!」ガビーン
秋月「いえ、まだタイキックとは決まった訳じゃありませんし…」
プリ「もしかしたらタイキックじゃないスイッチかも…」
吹雪「…そうだね。うん、楽観的に考えよう…」
吹雪「…」←スイッチの裏を見た
【スイッチの裏に、『タイキックスイッチ』の文字が】
吹雪「結局かよーーー!!」ガーン
陽炎「なんという悲劇…」
瑞鶴「じゃあ吹雪、もうオチはわかったからそれ封印しなさい」
吹雪「…」
吹雪「いや待って…冷静に考えよう」
秋月「?」
陽炎「何がよ吹雪」
吹雪「私は推理した!このスイッチは私にタイキックは飛ばない!」
陽炎「はぁ?」
プリ「どういうことなの、吹雪」
吹雪「思い出して…!タイキックをされたのは、DVDのときは瑞鶴さん。そして、スイッチのときは私だったんだよ!」
吹雪「ここで注目するべきなのは、1つのトラップにそれぞれ違う人がタイキックの犠牲になってるってことなんだよ!」
秋月「…えっと」
陽炎「…まとめると?」
吹雪「このスイッチを押せばきっと陽炎か秋月かプリンツさんにタイキックが飛ぶ」
プリ「…」
秋月「…」
陽炎「…マジで?」
陽炎「いや、理論じゃそうだけどさ」
プリ「本当に吹雪にタイキックが飛ぶかもしれないよ…?」
秋月「できれば止めていただいた方がよろしいかと…」
吹雪「それでも私はこのスイッチを押すよ!」
陽炎「吹雪!?」
吹雪「わっはー!タイキックの犠牲になれー!」カチッ
プリ「わあぁ!」
秋月「お、押しちゃった!」
吹雪「皆もタイキックの痛みを知るのだー!」
秋月「あ…ああ…」
プリ「どうなるんだろ…」
デデーン
吹雪、タイキックー
吹雪「…んなんでやねぇーん!!!」ガビーン
秋月「wwwwwww」
陽炎「wwwww」
プリ「wwwwwww」
瑞鶴「約束されたオチwwwww」
デデーン
秋月、陽炎、プリンツ、瑞鶴、アウトー
比叡「♪〜」←入室
吹雪「教えて…私はこの戦艦に何回蹴られればいいの…」
瑞鶴「完全に吹雪のミスね…」 スパーン
プリ「私、忠告したし…」スパーン
秋月「私も吹雪さんを止めましたし」スパーン
陽炎「吹雪の自業自得ね…」スパーン
比叡「♪〜」
吹雪「ちょっと待って!もう嫌!もう蹴られるのは嫌なの!!」
比叡「ヒエーッ!」
吹雪「わひぃぃぃぃぃぃぃん!!」ドゴォ
陽炎「また…」
プリ「哀れな吹雪…」
吹雪「うっ…うっ…」シクシク
比叡「♪〜」←退室
秋月「吹雪さん…こんなに蹴られて…」
吹雪「大丈夫…私はもう連続でスイッチを押すなんて愚行はしないから…」ズーン
陽炎「…そっか」
瑞鶴「本当に恐ろしいスイッチね、コレ。私が対象になってなくてよかったわ」ヒョイ←スイッチを持った
秋月「確かにそうですね。私も耐えられる自信が…」
吹雪「そうだよ…私に感謝してよ瑞鶴さん…」
瑞鶴「…あっ」カチッ
吹雪「ちょっとおおおおおお!?!?」
陽炎「…っ」←笑いかけた
吹雪「瑞鶴さん!?そんなに私をいじめて楽しいの!!??」
瑞鶴「違う!事故!わざとじゃないわ!!」
プリ「吹雪…どうしてこんな目に遭ってるのかな」
秋月「不幸続きですね…」
吹雪「あー、最初の憧れの先輩を扶桑さんにしたばっかりにこんな…」
デデーン
瑞鶴、タイキックー
瑞鶴「なんですとーーー!?」
吹雪「フアッ!?」
比叡「♪〜」←とても嬉しそうに入室
吹雪「助かった!助かったよ私!!」
瑞鶴「なんで!?なんで私にタイキックが!?」オロオロ
陽炎「…スイッチの仕組み、わかったわ」
プリ「たぶんあのスイッチ、押した人にタイキックが飛ぶ仕組みになってるんだと思う」
秋月「だからあの時は吹雪さんにしかタイキックが飛ばなかったんですね…」
瑞鶴「そんな!」
比叡「ヒエーッ!」
瑞鶴「改二が実装された矢先こんな仕打ちをうけるなんてぇーーーー!!」ドゴォ
吹雪「ありがとう扶桑さん…私の不幸を吸いとってくれて…」
陽炎「吹雪も吹雪で手のひら返ししないの」
瑞鶴「私の改二、かわいいというよりイケメンになった…自分で言うのもなんだけど…」ビクンビクン
秋月「私は凄く良いと思いますよ!」
プリ「次は誰の引き出しを開けるんだったっけ?」
吹雪「えーと、前の順番はたしか…」
陽炎「私ね」
吹雪「んじゃ、陽炎のも開けてみようか」
陽炎「よっと」ガラッ
陽炎「私の引き出しには…」ゴソゴソ
プリ「…」
陽炎「…これだけかな」スッ
プリ「?」
【陽炎、封筒を取り出す】
秋月「さっきの私の封筒と比べて小さい封筒ですね」
陽炎「そうね。入ってるのも何か手紙みたいなものだし」
秋月「手紙…ってことは前みたいにまた◯◯を見ろ、とかそういう内容でしょうか」
瑞鶴「まさかまたフィギュアが出てくるってことは無いわよね」
陽炎「いや流石にそれはもう無い…と思うよ」
陽炎「開封してみるわ」ビリ
陽炎「ほーらね、やっぱり手紙が入ってた…」
陽炎「って、何よコレ!」
吹雪「陽炎?どうしたの?」
陽炎「なにこれ…どういうこと…?」
瑞鶴「?」
【封筒には『我々は陽炎の盗撮に成功した』というメッセージが】
秋月「え!?一体これはどういうことですか!?」
瑞鶴「盗撮!?陽炎、何か心当たりとかある?」
陽炎「知らないわよ!だいたい私、いつの間に盗撮されてたの!」
瑞鶴「盗撮か…まさか陽炎のあられもない姿が提督さんの手元にあるとか…?」
吹雪「それとも、人には見せられないような恐ろしく恥ずかしい写真が」
陽炎「どっちにしろ酷いわよ…!こんなことされてたなんて許せない!」
プリ「あ、この手紙まだメッセージの続きあるみたい」
秋月「真相を知りたくば本棚にある『艦フライデー』を読めとありますね」
陽炎「よし!探すわよ!本棚はどこ!?」
吹雪「入り口近くのあれかなぁ」
陽炎「アレね!行くわ!」ダッ
陽炎「艦フライデーは…」←本棚を漁ってる
陽炎「あったわよ。これね」
プリ「!」
【陽炎、艦フライデーを発見】
吹雪「この中に…陽炎の写真が…」
秋月「一体どんなのを写されたのでしょうか」
プリ「あんまり酷くないものだったらいいけど…」
瑞鶴「もしくはスキャンダルだったらいいわね。恋愛とかそういうの」
陽炎「冗談でもそういうこと言うのやめて」
陽炎「もくじ…私の記事…あった!」
陽炎「このページよ!」
【特集!陽炎の決定的瞬間!!】
吹雪「このページの先に、陽炎の写真が…」
陽炎「昼下がりの夏我々はとうとう陽炎のその瞬間をおさめた、ですって…馬鹿にしてる!」
秋月「記事は丁寧に袋とじになってますね」
プリ「陽炎、はさみ使う?」
陽炎「こんなん手でちぎるのでいいわ。さっさと見てしまうわよ」ビリビリ
陽炎「…開いたわ。ページをめくるわ!」
瑞鶴「その決定的な写真とは一体?」
陽炎
陽炎「…」
吹雪「…」
秋月「…」
瑞鶴「…」
プリ「…」
陽炎「…はっ…はは…」
陽炎「あはは…何よ、こんな人騒がせな…」ホッ
吹雪「あ、陽炎笑った」
瑞鶴「陽炎が笑ったわよ!憲兵さん!」
陽炎「ちょっと」
デデーン
陽炎、アウトー
陽炎「んぎぃ!」スパーン
秋月「現象の方の陽炎でしたね…」
瑞鶴「こんなの盗撮って言わないわよ」
プリ「ざんねん…」
陽炎「一体全体何が残念だって言うの…」ヒリヒリ
瑞鶴「超残念よ、ほんと…」
吹雪「ちょっと期待して損した」
陽炎「でも本当に良かったわ…私はてっきりあの時の不知火との写真を見せられるのかと…」
吹雪「え?何?それかなり気になる!」
瑞鶴「あんた不知火と何やったの!?」
プリ「詳しく聞かせて!」
陽炎「あっ、いや、その…」
吹雪「まさか、いわゆる禁断の関係ってやつに…!?」
陽炎「アンタは何を言ってんの!何でもないってば!」
プリ「まぁまぁそんなこと言わずに!」
秋月「トークしましょう!女子トーク!」
陽炎「だ、だから本当に…!」
ガチャ
吹雪「!?」
提督「お前たち、休憩はおしまいだ」
秋月「あ…司令官」
瑞鶴「ちぇー、空気読みなさいよ」
陽炎「助かった…ありがと司令官…」
提督「もうすぐ次の仕事が始まるからな。お前たちも出れるように、準備しておけ」
秋月「次の仕事は何ですか?」
提督「次の仕事は、艦娘改二祝いだ」
提督「とある艦娘が改二になったからな。それを記念して会見を行うぞ」
提督「提督であるお前たちも、この会見に参加してもらう」
瑞鶴「あっ!もしかして改二艦娘って…」
提督「お前じゃないからな。うちで最近改造した違う艦娘だ」
瑞鶴「くっ」
提督「という訳でこれがもう少ししたら始まるから」
提督「お前たち、大会議室へと集合するんだ」
吹雪「はーい」
秋月「了解しました!」
【19時30分 記念会見】
【提督たちは改二艦娘をお祝いするために大会議室へと集合した】
提督「間もなく始まるぞ。前の開いてる席に座れ」
秋月「綺麗に5つ椅子が開いてますね」
陽炎「まるで私たちを待ってたみたいに…」
提督「本当に待ってたんだよ。早く座れって」
陽炎「はーい…」
吹雪「ところで、改二艦娘って誰なのかね」
プリ「瑞鶴じゃないなら誰になるんだろ?」
秋月「最近の改二と言えば…翔鶴さんとかでしょうか」
陽炎「もしかしたら、今になって五十鈴さんとかを改二にしたみたいな、そんな可能性もあるわね」
吹雪「誰が出てきてもおかしくないってことか…」
ピンポンパンポーン
瑞鶴「!」
飛鷹「お待たせいたしました。これより、艦娘改二記念会見を行います」
【記念会見司会 飛鷹】
吹雪「あーあ、始まった…」
秋月「いよいよですね」
飛鷹「それでは早速ですが、その改二艦娘をお呼びしましょう」
飛鷹「どうぞ、入室ください」
ガチャ
瑞鶴「!」
プリ「来たみたいだね」
吹雪「あの人は…」
飛龍「皆さんこんにちは。本日はこの場にお集まり頂き、まことにありがとうございます」
秋月「飛龍さん!確かに改二の艦娘です」
瑞鶴「飛龍か…」
吹雪「2航戦の暖色カラーの方…」
【改二艦娘 飛龍】
飛鷹「それでは改二を迎えた飛龍さんに一言頂きましょう」
飛鷹「飛龍さん、改二になった感想はいかがですか?」
飛龍「感想?そうだねー」
飛龍「まぁ、もうこれで7回目の改二だから特に思うことは別に何も無いかな…」
吹雪「wwwwwwwwwwwww」
陽炎「wwwwwww」
瑞鶴「wwwwwwwwwwww」
デデーン
吹雪、陽炎、瑞鶴、アウトー
吹雪「今のは闇が深すぎる!」スパーン
瑞鶴「レア艦載機を量産してんじゃないよ!」スパーン
陽炎「増え続ける伝説のパイロット…」スパーン
秋月「友永さんって何人いるのでしょうか…」
プリ「…友永妖精さんは不滅だね!(適当)」
飛鷹「飛龍さん、ご挨拶ありがとうございました」
飛龍「どもどもー」
吹雪「今の挨拶、場合によっちゃ場を凍りつかせる挨拶だったよね…」
陽炎「牧場が苦手な人もいるからね…」
飛鷹「では、次は会場の皆さんからの質問タイムです」
飛鷹「ここにいる皆さんから、飛龍さんへ自由に質問することを許可します」
飛鷹「誰か、飛龍さんに質問がある人はいらっしゃいますか?」
漣「じゃあ、私が質問しまーす」
飛龍「いいよー。なーにー?」
【質問 漣】
漣「質問でーす。7回目の改二を迎え、前世の上司である多聞丸さんに何か喜びの一言とかありますか?」
飛鷹「オジサマ好きな飛龍さん回答をお願いします」
飛龍「オジサマ好きって訳じゃないからね。私、一応全年代いけるからね」
飛龍「でもそうだねぇ、多聞丸にかぁ…」
プリ「多聞丸ってだーれ?」
瑞鶴「史実で飛龍に乗ってた指揮官よ。友永さん同様、伝説のエースって言われてる」
秋月「戦闘以外にも食事とか色々と面白いエピソードを持ってることで有名です!」
飛龍「うーん…そうだね…」
飛龍「感謝の言葉とか、色々と思い浮かぶけどやっぱり最後に言いたいのは…」
飛龍「教えてくれ多聞丸!私は後、何回改二になればいいの!?」
飛龍「…かな」
吹雪「wwwwwwww」
陽炎「結局それかwwwww」
デデーン
吹雪、陽炎、アウトー
漣「さっすが飛龍さん!ありがとうございました!」
陽炎「何が流石なの…」ヒリヒリ
吹雪「スラングネタぶちこんだとこじゃないかな…」ヒリヒリ
飛鷹「飛龍さんありがとうございます、それでは次の質問にいきましょう」
飛鷹「他に誰か質問したい方はいますか?」
由良「はい!」
飛鷹「それでは由良さんお願いします」
【質問 由良】
由良「飛龍さんと言えば高い火力が特徴ですが、強さの秘訣はありますか?」
飛鷹「これまた良い質問です。飛龍さんは現在空母で2番目に高火力ですから」
飛鷹「それでは飛龍さん回答をお願いします」
飛龍「強さの秘訣?難しい質問だね…」
飛龍「でも…やっぱり大切なのは仲間との絆かな…」
由良「絆…?」
飛龍「共に苦難を乗り越えてこそ仲間との絆が生まれるの。私の場合、妖精さんとか…」
飛龍「あ、ちなみに今も連れて来てるよ、私の妖精さん」
妖精「?」
由良「本当だ」
瑞鶴「あらかわいい」
飛龍「絆があるから、連帯感が生まれ、そして
強さができる…」
飛龍「ほら、私の妖精さんを見て。絆があるから、私が物を話さずとも私の言いたいことをわかってくれるんだ」
妖精「♪〜」キュッキュッ←油性マジック
飛龍「ほらね?」←髭を描かれた
秋月「wwwwwwwwwww」
プリ「wwwwwww」
デデーン
秋月、プリンツ、アウトー
由良「飛龍さんの言葉は心に響きました…」
プリ「どの辺が…?」スパーン
秋月「髭のせいで飛龍さん自身が多聞丸さんになってしまいました…」スパーン
瑞鶴「ちょいw」
デデーン
瑞鶴、アウトー
瑞鶴「変なこと言わないでよ!世の中には飛龍とケッコンしてる提督もいるのよ!?」スパーン
秋月「瑞鶴さんも何を想像してるんですか!?」
吹雪「でも多聞丸とのケッコンは…コネ的に悪くない気がする」
飛鷹「飛龍さんありがとうございます。次の質問にいきましょう」
飛鷹「では、他の質問者は…」
海風「私、いいですか?」
飛鷹「では海風さん、どうぞ」
【質問 海風】
海風「私、この夏に着任したばかりですが…少しまだ自分の影が薄いんじゃないかな…と思うことがあって…」
海風「そこで質問です。飛龍さんのように明るい人気者になる秘訣を教えてくれませんか?」
飛鷹「おっと、これは悩める質問です。人当たりの良い飛龍さんだからこそ、この質問を聞いてあげて欲しいですね」
飛龍「影の薄さか…確かに新人さんがよく持つ悩みだねー」
吹雪「新人?そうだっけ」
秋月「…」←能力関連でいきなり人気に
プリ「…」←同人関連でいきなり人気に
飛龍「でも人気か…うーむ…」
飛龍「性格…は簡単に変えられないし、改二…はまだ先だろうし…」
海風「やっぱり無理でしょうか…」
飛龍「諦めちゃ駄目だよ、何か…方法が…」
飛龍「そうだ!いっそ空母になったらどう!?」
吹雪「wwwwwww」
瑞鶴「雑wwwwwww」
デデーン
吹雪、瑞鶴、アウトー
海風「わかりました!私、空母になります!」
瑞鶴「清霜症候群が増えたぞ…」スパーン
吹雪「確かに世間では幼い空母や戦艦が欲しいって声はあるけどこういうことじゃないと思う…」スパーン
飛鷹「飛龍さん、回答をありがとうございました」
飛鷹「ではそろそろ次のプログラムに移りたいと思います」
飛鷹「次のプログラムは乾杯です。飛龍さんのこれからを祈って、お酒を一杯飲みましょう」
飛鷹「飛龍さん、グラスをどうぞ」スッ
飛龍「ん、ありがとう!」
飛鷹「皆さんも飛龍さんと一緒に乾杯をお願いします!」
飛龍「みんな、準備はいいかなー?」
瑞鶴「…まぁ、飛龍の晴れ舞台だし、私たちも乾杯しよっか」
プリ「私も準備できたよー!」
秋月「私はジュースで乾杯を…」
飛龍「それでは!私のこれからを祈って!」
飛龍「かんぱーい!」
吹雪「かんぱ…」
ジリリリリリリリリリリリリ!
吹雪「!?」ビクッ
陽炎「!?!?」ビクッ
秋月「な、何ですか!?警報!?」
瑞鶴「一体何が起きたって言うの!?」
ピンポンパンポーン
『緊急放送!緊急放送!』
『脱走者発見!脱走者発見!鎮圧部隊は直ちにこれを捕らえよ!繰り返す、鎮圧部隊は直ちにこれを捕らえよ!!』
プリ「脱走者!?何!?誰なの!」
瑞鶴「驚いてグラスを落とすとこだったじゃない…!」
提督「どうやらこんな時に悪い奴が現れたようだな。お前たちはここで待機しておけ」
陽炎「こんな面倒なこと持ち込んで…!誰なのその馬鹿は!」
秋月「無事に事件が収まるといいですが…」
吹雪「え…?脱走者…?」
陽炎「吹雪、どうしたの?」
プリ「何か心当たりあるの?」
吹雪「心当たりって…大有りだよ!皆は覚えてないの!?」
瑞鶴「?」
吹雪「ほらいたじゃん!脱走者が!思い出して、工廠のとき…!」
秋月「え?あっ…!!」
陽炎「それって、まさか!!」
長門「ぐわっ!」ドサーッ
大和「きゃあっ!」ズザーッ
吹雪「!」
【脱獄失敗 長門&大和】
秋月「あれ…もう捕まった状態で…?」
??「…」スッ
陽炎「あっ…」
プリ「あの人が…この二人を!?」
??「………」ゴゴゴゴゴ
霧島「ガァッ」
霧島「デエエエエエェェェェェェェェェェェェムッッッッッッッッッッッ!!!!!!!」
吹雪「」ビクーッ
瑞鶴「あっ…」ビクッ
【看守長 霧島】
瑞鶴「あ…」ビクビク
吹雪「…ついに来たね、瑞鶴さん…」
瑞鶴「……来た…なんで来たのよ…」ガクガク
陽炎「ホウセ◯の運命が…」
霧島「あー…マイクチェック…マイクチェック…よし」
霧島「皆さん、安心してください。ご覧の通り脱走者を捕らえました」
霧島「この馬鹿者たちはもう暴れることは無いでしょう。緊張状態を解いてください」
飛龍「あらま、どうも御苦労様ですー」
【霧島の活躍により、長門大和の身柄確保に成功】
秋月「おー、霧島さん凄いですね!」
プリ「お見事だね!凄い!良かった!」
瑞鶴「良くない…良くない…!全くもって良くないよ…!!」
プリ「何が?」
吹雪「あぁ、そういやこの2人は本家元ネタを知らないんだっけ…」
陽炎「これから、とてもショッキングなものを見ることになる…」
飛龍「じゃあ霧島。乾杯の続きやっていい?」
霧島「駄目です。実は、脱走者を捕らえたとこまでは良かったですのですが…」
霧島「この事件について調査をしたところ、一つの問題が浮上したのです」
飛龍「問題?」
瑞鶴「…」
霧島「それは…」
霧島「どうやら、この場所に脱走を手助けした内通者がいるようなのです」
飛龍「ええっ!?なんだって!?」
瑞鶴「…………………………」←長門大和に飴をあげた
霧島「詳しくはわかりませんが、何か食べ物を与えて脱走の手助けをしたとかどうとか…」
霧島「そのようなことを犯人は…速やかに手を挙げてください」
瑞鶴「…」
吹雪「瑞鶴さん」
瑞鶴「嫌だよ!?」ガーン
霧島「…手を挙げてる人がいませんね…」
霧島「それなら…」
霧島「尋問していくしか、ないようです」ギロ
瑞鶴「」ビクッ
陽炎「」ビクッ
吹雪(目が怖い!)ビクッ
霧島「ねぇ?」
長門「」ビクッ
大和「な、なんですか!」ビクッ
霧島「内通者は誰なのか吐いてください。貴方たちが吐けば、それでこの事件は済みますから」 ギロロロッ
瑞鶴(この人めっちゃ怖い!!)
プリ(静かに脅してる!連合艦隊旗艦を!)
長門「い、言えるものか…」
大和「恩人は売れません…!私が尋問に屈するなんて…!」
霧島「…あ"あ"ん!?なんつったゴラァ!!」
長門「」ビクーッ
大和「」ビクーッ
陽炎(口調変わったー!)ビクーッ
吹雪(なにこれめっちゃ怖い!)ビクーッ
霧島「甘ったれたこと言ってんじゃねぇぞ!オラ!屑の分際で何をほざいてやがる!!」←長門の胸ぐらを掴んだ
長門「あうっ…」
霧島「もう一回聞くぞ?内通者は誰なんだ?」
霧島「吐けや!!ゴルァァァァァァァァァァ!!!!!」
長門「ひっ…ん…あうあうあ…」←恐怖で呂律が回らない
吹雪「wwwwwwwwwwww」
陽炎「wwwwwwwww」
瑞鶴「wwwwwwwwwwwwwww」
秋月「wwwwwwwwww」
プリ「wwwwwwwwwwwww」
デデーン
全員、アウトー
吹雪「やばい霧島さん超怖い…」スパーン
陽炎「長門さんが圧倒されてる…」スパーン
プリ「大和もよく見たら霧島と目を合わそうとしてないし…」
秋月「よっぽど恐ろしいのでしょうね…」
瑞鶴「もうやだ私逃げたい…」スパーン
長門「あうあう…ひくっ…ぐすっ…」ポロポロ
霧島「チッ、メソメソ泣きやがって…使えねぇ奴だな…」
霧島「だがまぁいい。こっちには内通者を特定するための証拠を押収してるんだ。ハナから貴様らに頼る気なんてない」
大和「しょ、証拠ですって!?」
瑞鶴「」ビクッ←飴の紙くずの処理をしてない
霧島「おい!憲兵!!」
霧島「アレを持ってこい!今すぐだ!」
憲兵「オラァ!」サッ
憲兵「持ってきました、オラァ」ススッ
霧島「よしよしご苦労」
霧島「見てみろ!これが押収した証拠品だ!」
長門「!?」
大和「!?」
瑞鶴「…えっ!?」
秋月「…うそ!?」
吹雪「はぁ!?wwwwwwww」
陽炎「なっwwwwww!」
プリ「ちょっとwwwwwww」
霧島「どうだ…心当たりがあるだろう」
霧島「これが…マグロだ!」
【証拠品 マグロ】
デデーン
吹雪、陽炎、プリンツ、アウトー
瑞鶴「あれ…秋月の…マグロ…?」
秋月「はい…そうです…よね…?」
瑞鶴「え…私…もしかして…助かってる…?」
秋月「…???」←いまいち状況が飲み込めてない
陽炎「いっ!」スパーン
吹雪「いたっ!」スパーン
プリ「ううっ!」スパーン
霧島「貴様ら」
長門「な、なんだ!」←泣き止んだ
霧島「貴様らはこいつの骨を使って鍵を開けたんだろう」
霧島「…そうだよな、それとも違うか?」
大和「…残念ですがそれは違います」
長門「あぁ、そうだな。私たちはマグロなど…」
霧島「じゃかましいわぁぁぁ!!!!」
大和「」ビクッ
長門「」ビクーッ
長門「あだっ!?」ステーン←驚きすぎて腰が抜けた
吹雪「wwwwwwwwwww」
デデーン
吹雪、アウトー
吹雪「なんであの2人はあんなのなのかね…」スパーン
長門「いや、だから違う霧島!」
大和「本当にそれは違くて…そうだ!ズイカク…マイフレ」
霧島「じゃかましい言うとるやろうが!!!お"ォ"!?もうてめぇら黙っとけや!!!」
大和「」ビクーッ
秋月「えっ?えっ?どういうこと…?」
陽炎「…まさか、真のホ◯セイ枠って…!」
瑞鶴「思い返せば、秋月は皆の中で一番実装が遅かった後輩だし、ホウ◯イを彷彿とさせるシーンが多くあったような気がしなくもない…!」
霧島「…あー、ゴホン、会場の皆さんすみません。少々気が高ぶりすぎました」
霧島「気を取り直して、これよりこのマグロの持ち主を探すべく、調査を行います」
霧島「実は、この調査の為にとある薬品を一つ用意いたしました」スッ
霧島「この薬品は、マグロにかけると、マグロに手足が生え自らの意思で動き出すという不思議な薬です」
プリ(何開発してんの…)
吹雪(予算の盛大な無駄遣い…)
霧島「このマグロの前に持ち主が現れたとき、マグロは、食べられるかもしれないという恐怖で暴れだします」
霧島「この習性を利用して、これより内通者を探しだします」
霧島「では、調査を始めましょう!」
秋月「…」←何かを察した
陽炎「まさかの…」
瑞鶴「餌食は秋月だったなんて…」
霧島「まずは貴方から」
提督「へ?俺?」
霧島「当たり前だゴラ」ギロ
提督「」ビクッ
吹雪「w」
デデーン
吹雪、アウトー
吹雪「んぃっ!」スパーン
マグロ「…」
霧島「反応なし…次、金髪の貴方」
プリ「どうぞ」
マグロ「…」
霧島「…反応なし」
プリ「ほっ…」←一安心
霧島「次、お前」
陽炎「はい」
マグロ「…」
霧島「シロ…内通者じゃないです」
陽炎「ふぅー…」←一安心
霧島「次」
吹雪「よし…」
マグロ「…」
霧島「反応なしか…」
吹雪「そりゃまぁ…」←一安心
霧島「次。面白い格好のニワトリ女」
瑞鶴「…私?」
陽炎「wwwwww」
デデーン
陽炎、アウトー
陽炎「ぎゃっ!」スパーン
マグロ「…」
霧島「反応は…無いようだ」
瑞鶴「助かったぁー!!」
霧島「最後。そこのお前」
秋月「…」←何かを察してる
霧島「何故返事をしない?」
霧島「ほら、早くマグロを…」
マグロ「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ」ジタバタ
霧島「テメェかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」←秋月の胸ぐらを掴んだ
秋月「ひぃぃぃぃぃぃっ!!」ビクーッ
吹雪「wwwwwwwwwww」
陽炎「wwwwwwwww」
瑞鶴「wwwwwwwwwww」
デデーン
吹雪、陽炎、瑞鶴、アウトー
霧島「こっち、来いや、ゴラァ!!」グイッグイッ
秋月「いやっ!いやぁ!!止めてくださいっ!」ズルズル
瑞鶴「あー…かわいそ…」←余裕が戻った
陽炎「それにしても、元ネタ知らない子にビンタ飛ばすなんて…」
吹雪「ほんと鬼だよね、この企画陣」
プリ「え!?秋月ビンタされちゃうの!?」
霧島「テメェが内通者だろ!証拠は出てんだ!観念しろ!!」
秋月「違います!私何もやってないです!離してください!」
大和「そうです!秋月ちゃんは無実…!」
長門「後生だ霧島!秋月を離せ!」
霧島「うるせぇっつってんだろっ!」ゲシッ
大和「ぐふっ!?」
長門「うわぁっ!?」
秋月「長門さん!?大和さーーーん!?」
【長門&大和、沈黙】
吹雪「あぁ、もうこれ秋月が駄目なやつだ…」
陽炎「完全に殴られる態勢に入ってるわね…」
瑞鶴「ごめん秋月…私のために…」
秋月「私、何されるんです…?」ビクビク
霧島「制裁だよ制裁。内通者には罰を与えにゃいかんからな…」
秋月「だから私は何も…」
霧島「まだそれを言うんかぁぁぁぁぁ!!!!!」クワッ
秋月「私は、やってませぇん!!!!!」←涙声
吹雪「wwwwwww」
デデーン
吹雪、アウトー
吹雪「ったい!」スパーン
陽炎「ついに叫びだした…」
霧島「ほー、やってないんか?もっかいマグロ持ってみるか?あ"あ"?」
秋月「…ぐすっ」
マグロ「ぎゃあああああああああ」ジタバタ
霧島「やっぱりお前じゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
秋月「だから違いますぅぅぅぅぅ!!!!!」
瑞鶴「wwwwwwww」
吹雪「wwwwwwwwww」
デデーン
吹雪、瑞鶴、アウトー
秋月「はー、はー、はー…」ビクビク
霧島「おい、ぼちぼち制裁やるぞ。面出せ」
秋月「!?」
霧島「制裁の為のビンタするから面出せ言うとるんじゃワレェェェェェェ!!!!!!!!」
秋月「い、いやだぁぁぁぁぁ!!!!いやぁぁぁぁぁ!!!!!!」←必死に霧島の手を振りほどこうとしてる
吹雪「wwwwwwwww」
霧島「…」クイッ←軽く手を捻った
秋月「ふわぁぁぁぁぁぁん…!!」ステーン←バランスを崩して転けた
瑞鶴「wwwwwwwwww」
陽炎「wwwwwwwwwwwwww」
プリ「wwwwwwwww」
デデーン
吹雪、陽炎、プリンツ、瑞鶴、アウトー
吹雪「もう見てられない…」スパーン
陽炎「これ以上は可哀想すぎる…」スパーン
プリ「ごめん秋月…笑っちゃった…」スパーン
瑞鶴「秋月に…どうか加護を…」スパーン
秋月「うううう…うううう…」←うずくまってる
霧島「おい、踞ってたら制裁できねぇじゃねぇか。早く面上げろ」
秋月「いや…いや…いや…嫌っ!!」
霧島「甘えんなぁぁぁぁぁ!!!!クソガキャァァァァァァァァァ!!!!!」グイッ
秋月「私やってないもぉぉぉぉぉん!!!!!やってないからぁぁぁぁぁぁ!!!!ほんとのほんとぉぉぉぉぉぉぉ!!!信じてぇぇぇぇぇぇ!!!!!」←必死の抵抗
吹雪「wwwwwwwwwww」
陽炎「wwwwwwwwwwwwwww」
プリ「wwwwwwwwwwww」
瑞鶴「wwwwwwwww」
デデーン
吹雪、陽炎、プリンツ、瑞鶴、アウトー
プリ「ついに秋月の敬語取れた…」
陽炎「相当追い詰められてるのね、秋月…」
瑞鶴「これすっごい秋月が可哀想なんだけど…」
吹雪「もう早くして…」
秋月「ぐすっ…ぐすっ…」←とうとう抵抗をやめた
霧島「観念したか」
霧島「行くぞゴルァァァァァァァァァァ!!!!」
秋月「ひっ…嫌…嫌ぁ!」
霧島「ふんっ!!」
秋月「ああーーーーーっ!!!」
バシーーーン!!!
秋月「」ドサッ
吹雪「あ…ついに殴られた」
秋月「」
秋月「」
陽炎「秋月!しっかり!」
【とうとう秋月に、鉄槌が】
陽炎「秋月!?秋月…!」
霧島「これに懲りて、もうやるんじゃねぇぞ」
霧島「…このマグロはお前にやる。じゃあな」スタスタ
瑞鶴「秋月!大丈夫!?」
プリ「秋月、怪我は…?」
秋月「…ぐす…ひぐっ…」
秋月「あっ…うあ…うわぁ…」ポロポロ
秋月「わぁぁぁぁぁん、うわぁぁぁぁぁぁぁぁん…うあぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!」ポロポロポロポロ
吹雪「あっ…」
【秋月、悔しさのあまりマジ泣き】
吹雪「…」
瑞鶴「…」
陽炎「…笑えない奴よね、これ…」
プリ「秋月、よしよし…痛かったね…」
秋月「ぐすぐす…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ…あああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ポロポロポロポロポロポロ
【会見終了後、提督たちは休憩室へと戻って来た】
秋月「…」グスッ
瑞鶴「…秋月、もう大丈夫だからね…」
プリ「可哀想だよ…こんなの…」
陽炎「秋月、しっかり…」
秋月「…」
秋月「…!」←ドラム缶を見つけた
※>>265参照
吹雪「…秋月?」
陽炎「何してんの?」
秋月「すみません…ちょっと、引きこもります…」ゴソゴソ
秋月「ドラム缶の中に入ります…一人にさせてください」パカッ
瑞鶴「そうね…気の済むまでそこにいた方が…」
秋月「わぁぁぁぁ!?!?」
吹雪「!?」
プリ「秋月!どうしたの!」
秋月「ど、ドラム缶の中に…!」
瑞鶴「へっ?」
陽炎「あwwwwww」
夕張「」チーン
【ドラム缶 夕張】
吹雪「wwwwwwwwww」
瑞鶴「wwwwwwwwwwwww」
プリ「wwwwwwwwwwww」
秋月「wwwwwwwwww」
デデーン
全員、アウトー
陽炎「あんた…いつからそこに…」
夕張「最初からよ…酸欠で死ぬかと思った…」ゲッソリ
夕張「驚かせようと、待ってたのに…!誰も開ける気配が無かったから、もう忘れられたのかと…!」シクシク
瑞鶴「あー!泣くな!ただでさえ泣きたい人が一人いるのに!」
吹雪「わかったから!夕張さんはどっか違うとこで泣いてください!」
夕張「なんか辛辣すぎない!?ひどいよ皆っ!」ガビーン
瑞鶴「さぁ秋月、ドラム缶が開いたわよ」
プリ「ここで思う存分引きこもって…」
秋月「いや…あの、申し訳無いのですけど…」
秋月「夕張さんのおかげでなんか馬鹿馬鹿しくなりまして、さっきのことはもうどうでもよくなりました…」
吹雪「立ち直りはやっ!!」
プリ「でも良かった!まだまだこれから頑張ろ、秋月!」
秋月「はい!」
夕張「酸素…新鮮な酸素をくれ…」フラフラ
吹雪「それにしても…」
瑞鶴「さっき霧島から貰ったこのマグロ、どうする?」
マグロ「…」ズーン
秋月「どうするって言われましても…」
陽炎「どうしようもないような気が…」
プリ「…食べちゃう?」
マグロ「ヤメテヤメテヤメテヤメテ」ジタバタ
陽炎「うわキモ」
吹雪「こんなん早く処分してしまいたい…」
ガチャ
提督「マグロか」
吹雪「あぁ、司令官」
陽炎「ちょうどいいところに!この気持ち悪いの何とかしてくれない?」
プリ「置場所にも困るし…どっか持ってって!」
提督「わかった。マグロはこちらで預かろう」
提督「よっと」
マグロ「…」
提督「それじゃ、またな」ガチャ
マグロ「…ん?」
マグロ「…言うの忘れてた。コイツ内通者や」
吹雪「!?」
瑞鶴「!?」
プリ「!?」
陽炎「!?」
秋月「は?」
提督「…」バタン
秋月「…私、急用が出来たみたいです」
吹雪「ん、いってらっしゃい」
秋月「…」ガチャ バタン
\シカエシデス!/
ドカッバキッ
\ウギャアーーー!?/
瑞鶴「…ざまぁみろ」
プリ「じごーじとくだね」
陽炎「擁護はしない」
吹雪「秋月の怨みー」
吹雪「それにしてもまた暇になったねー」
陽炎「瑞鶴さん、せっかくだから引き出し開けてみる?」
瑞鶴「そうね。何もやること無いもんね」
プリ「開けちゃえ、瑞鶴!」
瑞鶴「わかったわ。今から開けるわよ」
瑞鶴「よっ」ガラ
秋月「何が入ってました?」
瑞鶴「えーと…2つあるわね」ガサゴソ
瑞鶴「…これとこれよ」スッ
吹雪「おー、なんだこりゃ…」
【瑞鶴、封筒とキャンディを取り出す】
瑞鶴「封筒は…まぁいいとして…」
秋月「問題はこのキャンディですよね」
陽炎「またキャンディが出てくるとは…」
プリ「食べ物は…怪しい…」←激辛饅頭を食べてる
瑞鶴「むむ…これはチェックするべきかしないべきか…」
吹雪「気になるなら取りあえず先に封筒の方を処理してみたら?」
陽炎「別にキャンディを先にどうしろって問題じゃないんだし」
瑞鶴「それもそうね。じゃあ先に封筒を開けてみるわよ」
プリ「いけー瑞鶴!」
瑞鶴「とう!」ビリ
秋月「今度の封筒の中身は…?」
瑞鶴「…?」
瑞鶴「なにこれ?」
プリ「?」
【封筒には『クイズ』の文字が】
秋月「…クイズ??」
プリ「クイズはクイズ…だよね」
陽炎「うん…クイズって…問題とかなぞなぞとかのあれよね?」
瑞鶴「でも、この紙にはクイズ以外何も書いてないんだけど」
吹雪「わかった!これはバントで得点を入れろっていう指示なんじゃ」
陽炎「それはスクイズ」
瑞鶴「盛大に滑ってるわよ、吹雪」
吹雪「くっ!」
ピンポンパンポーン
秋月「!?」
『これより、瑞鶴さんにクイズを出します』
陽炎「…あぁ、問題は放送で出題されるのか」
プリ「まぁ冷静に考えればそうなるよねー」
瑞鶴「よし!どんな問題でも答えてやるわよ!」
『なおこのクイズに間違えると、瑞鶴さんにタイキックが飛ぶので気を付けてください』
瑞鶴「はっ!?」ガーン
秋月「またタイキックって…w」←笑ったが上手く誤魔化した
吹雪「うわー、頑張れ、瑞鶴さーん」
陽炎「応援してるわよー」
瑞鶴「ま、まぁ正解すればいいんだし…」
秋月「瑞鶴さんファイトです!」
プリ「がんばれ、がんばれ!」
『それでは問題』
『雲龍、高雄、加賀、瑞鶴。この中で仲間外れは誰?』
瑞鶴「」ペターン
吹雪「wwwwwwwwwwww」
秋月「www」
デデーン
吹雪、秋月、アウトー
瑞鶴「…これ答えなくちゃいけないの?」
吹雪「もちろん!」スパーン
秋月「答えちゃってください!」スパーン
瑞鶴「…」
瑞鶴「…答えは私。貧乳だから」
『ブッブー。正解は高雄です。なぜなら彼女だけ重巡だからです』
瑞鶴「」イラッ
吹雪「wwwwwwwwwww」
陽炎「wwwwwwwwwwwww」
秋月「wwwwwwwww」
プリ「wwwwwwwwwww」
デデーン
吹雪、秋月、陽炎、プリンツ、アウトー
瑞鶴、タイキックー
吹雪「あちゃー!そういえばそうだった!」スパーン
秋月「私も正解は瑞鶴さんと思ってました!」スパーン
陽炎「私は真っ先に正解は高雄さんと思ったから…」スパーン
プリ「さっき吹雪と秋月が笑ったのがよくわかんなかったけどこういうことだったのね!」スパーン
ガチャ
比叡「♪〜」←少々テンション高めで登場
瑞鶴「あんた…何回出てくるのよ…!」
比叡「ヒエーッ!!!」
瑞鶴「ホホーッホォォォーーーーー!!!!!」ドゴォ
陽炎「wwwwwwwwwww」
プリ「wwwwwwwwwwwwwww」
秋月「wwwwwwwww」
吹雪「だから何なのその悲鳴wwwwwww」
デデーン
吹雪、秋月、陽炎、プリンツ、アウトー
瑞鶴「ちくしょう…大きくなりたい…」ビクンビクン
吹雪「そうか今気づいた!瑞鶴さんはホ◯セイ枠じゃなくて本当はタ◯カ枠だったんだ!」ヒリヒリ
陽炎「なるほど!だから瑞鶴さんはこんなにもタイキックの餌食になるのね!」ヒリヒリ
秋月「えっ◯ナカって誰ですか」ヒリヒリ
プリ「私、わかんない…」ヒリヒリ
瑞鶴「くっ…それを早く気づいておけばこんなことには…!」ガクッ
吹雪「いや、なったと思うよ」
陽炎「ここまで、タイキックを回避する方々はほとんど用意されてないし」
瑞鶴「うわぁぁーー!」
吹雪「じゃあマ◯モト枠、ハ◯ダ枠、エ◯ドウ枠もいるってことだよね。誰がどれなんだろ」
秋月「???」
陽炎「私はマツ◯トのような気がする…なんでかはわからないけど…」
吹雪「いやマツモ◯は私でしょ。もんまり喰らったよ?」
瑞鶴「その辺はごちゃごちゃになってる気がするのよね…私も一人だけ七面鳥服なのにタナ◯枠ってのはおかしいし」
プリ「ねーところで瑞鶴、キャンディはどうするの?」
秋月「このキャンディだけ残ってるんですけど…処理どうします?」
瑞鶴「あ…そうね…タイキックのせいですっかり忘れてたわ…」
瑞鶴「それにしてもキャンディねぇ…」
陽炎「うーん…」
瑞鶴「…誰か食べてみる?」
吹雪「ええ!?嫌だよ!?」
プリ「瑞鶴の引き出しから出てきたんだから瑞鶴が食べてよ!」
瑞鶴「秋月、食べろ」
秋月「なんでですか!」
瑞鶴「私はこれを食べたくないけど、このキャンディがどんなキャンディなのかは激しく気になっちゃうのよ!」
吹雪「じゃあもう瑞鶴さんが食べればいいじゃん」
陽炎「覚悟決めなさい。ほら刀剣勢を相手したときの空母魂をもう一回見せてよ」
瑞鶴「くっ…しょうがないわね…わかったわよ…」
瑞鶴「見てなさいよ!この私の…空母としての生き様を!」ガサガサ
プリ「空母、関係あるの?」
瑞鶴「いただきます」パクッ
吹雪「!」
瑞鶴「…」ペロペロコロコロ
プリ「瑞鶴、おいしい?」
瑞鶴「か"ら"い"ぃ" ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!!!」ゴロゴロゴロ
プリ「wwwwwwwww」
秋月「wwwwww」
陽炎「wwwwwwwwww」
吹雪「まぁそうなるなwww」
デデーン
吹雪、秋月、陽炎、プリンツ、アウトー
吹雪「踏んだり蹴ったりとはまさにこのこと」
瑞鶴「思い返せば鼻クワガタから始まって!ビンタにタイキックに激辛キャンディって私は体張りすぎじゃないのぉぉぉぉ!?」ガクンビクン
陽炎「瑞鶴さん大丈夫?」
瑞鶴「大丈夫じゃない!なんだこの飴!山葵や辛子の比じゃないくらい辛い!誰よこんなん作ったのおおお!」ガックンビックン
ガチャ
秋月「!?」
比叡「私です!」ババーン!
瑞鶴「お前かぁぁぁぁぁ!!!!」
吹雪「wwwwwww」
デデーン
吹雪、アウトー
吹雪「どへっ!」スパーン
プリ「そういえば今初めて比叡からまともなセリフが出てきたような気がするんだけど」
瑞鶴「そんなこと知るか!はやく水!水をよこせぇぇぇぇぇ!!」←冷蔵庫に向かった
瑞鶴「冷蔵庫冷蔵庫…!」ガチャ
瑞鶴「オレンジジュースがあった!いただきますっ!」
瑞鶴「ごくごくごくごくごきゅごきゅ…!!」
瑞鶴「はー、生き返るー!」プハー!
秋月「良かったですね瑞鶴さん」
陽炎「びっくりしたわよ、いきなり悶え苦しむんだから…」
瑞鶴「いや食べた飴が比叡飴だった私の身にもなってよ…」
瑞鶴「それにしてもこのジュース、なんか変な味したわね。塩水というかスポーツドリンクみたいな…」
吹雪「へ?スポドリ?」
プリ「その色で?」
陽炎「うっそ。そんな馬鹿な…」
ピッ
↑テレビに電源が入った
プリ「!?」
吹雪「ふおっ!?」ビクッ
【突撃取材!横須賀艦娘】
『我々は艦娘取材班。鎮守府の艦娘の実態を紹介すべく活動をしている』
瑞鶴「えっ、なにこれ?」
プリ「なんか勝手に始まったね…」
陽炎「また変な映像が流れるって言うの…」
吹雪(ん…?ちょっと待って)
吹雪(…この展開、まさかアレじゃ…いや流石に違うかな…)
『さて、本日取材をする艦娘は…』
夕立『ぽい?』
『白露型駆逐艦、夕立だ』
吹雪「…」
『彼女は駆逐艦の中でも非常に高い火力を持っている、最強とさえ呼ばれる駆逐艦だ』
『それゆえ、戦果も著しく目立つものがある』
『ちなみに彼女の活躍はどのようなものか、提督たちに聞いてみると…』
提督A『可愛いし強い。頼りになりすぎる』
提督B『3-5で大破してたのにツ級をワンパン轟沈させてたのはビビった』
提督C『ドーナツうめぇ』モグモグ
『などと夕立の活躍に喜びの声を上げる提督たちが後を絶たない』
『また、戦場において強さと人気は比例することもある』
『強いが故に大人気…そう、夕立のファンの増加は誰にも止めることが出来ないのだ』
陽炎「いいな、夕立。私も強かったらな」
秋月「あの破壊力にはやっぱり憧れちゃいます」
瑞鶴「夜戦の夕立はまさにゴッドだもんね」
吹雪「…」ソワソワ
『そういう訳で、我々はこの夕立の人気にあやかることにした』
『夕立のグッズの製作を開始したのである』
陽炎「グッズ展開かー。私も最近ようやくフィギュア化されたのよね」
秋月「私もです!」
吹雪「グッズ…あっ」
『我々は早速ぬいぐるみ、フィギュア、アクセサリーなど、様々なものを作ったが』
『残念ながらいずれもインパクトに欠けるものとなってしまった。このままでは企画だけで終わってしまう…我々の誰しもがそう思ったのだ』
『しかし、そんな路頭に迷った我々に力を貸してくれた一人の女性がいたのである』
『その女性とは…』
夕立『夕立がグッズを作るっぽい!』
『なんと夕立本人だった!』
『そしてついに、夕立本人が製作陣に入ることによって、なんとも素晴らしいグッズが完成したのである!!』
秋月「へぇ、なんでしょう?」
プリ「何が出来たのかなー?」
『そのグッズの作成の過程を、実際に皆にも見てもらおう』
プリ「あ、それ見せてくれるんだ」
瑞鶴「楽しみね」
吹雪「…」←察した
『まず、グッズを作る場所を紹介しよう』
『ここが、夕立グッズの生産工場だ』
パッ←トイレが映し出される
秋月「!?」
プリ「うわ!?トイレ!」
瑞鶴「あっ…あっ!?」←何かを察した
吹雪(ああっ…やっぱりだ…!)←確信した
『次に、グッズ製作の道具の紹介』
『この夕立グッズを作るには、このアイテムが必要不可欠だ』
パッ←ペットボトルが映し出される
瑞鶴「!!??」←完全に察した
陽炎「!!??!!??」←察した
秋月「うそ…これまさか!?」←察した
『夕立本人、トイレ、ペットボトル…ここから作られるグッズはもうお分かりだろう』
『これぞ未来のドリンク!ご覧あれ、完成した夕立グッズを!』
プリ「ちょ…やめて!やめてよ!」
秋月「アレは確かに黄色い液体…でもまさか!」
陽炎「うそよね?嘘だと言ってよ夕立!」
瑞鶴「私!この先は見たくない!!」
吹雪「…!…!!」←笑いを堪えている
♪〜←音姫
夕立『…』←トイレから出てきた
夕立『夕立汁っぽい!』スッ←さっき瑞鶴が飲んだやつ
瑞鶴「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
吹雪「wwwwwwwww」
秋月「wwwwwwwwwwww」
プリ「wwwww」
陽炎「あかんwwwwwwww」
デデーン
吹雪、秋月、陽炎、プリンツ、アウトー
瑞鶴「…」ガンガンガンガン
秋月「やめて瑞鶴さん!頭を何度も机に打ち付けないでください!」
陽炎「気持ちはわかる!わかるけど!」
吹雪「大丈夫!そういうプレイだったと思えば…」
瑞鶴「思えるか馬鹿ぁ!!!」
吹雪「それもそうだねっ!!!」
瑞鶴「殺せ…誰か私を殺せ…」ズーン
プリ「ちょっと瑞鶴落ち着いて!まだ続きあるみたいだよ!見て!」
秋月「ほら!かなり大切なこと言ってますよ!」
瑞鶴「え…何…」
『…もちろん、今のはちょっとした冗談だ』
夕立『その気になってたお前の姿はお笑いだったっぽい。夕立には恥ずかしくてそんなこと出来ないっぽい』
『本当は、そんな夕立をイメージした着色料スポーツドリンク…艦娘冷却水が本物の夕立グッズだ』
夕立『2014年の夏!発売予定っぽーい!よろしくね!』
瑞鶴「…」
瑞鶴「なんやねーん!!!」ズルッ
吹雪「www」
プリ「wwww」
秋月「wwwww」
陽炎「リアクション古いww」
デデーン
吹雪、秋月、陽炎、プリンツ、アウトー
瑞鶴「あー、驚いた…」ホッ
秋月「2014年の夏ってもう1年以上も前なんですね…」
吹雪「本当に良かったじゃん、瑞鶴さん」
瑞鶴「ほんと、全くよ…」
瑞鶴「…ところで、まだこの夕立汁ちょっと余ってるんだけど、誰かいる人いる?」
秋月「いりません」
陽炎「遠慮しとく」
吹雪「いらん」
プリ「ちょっと無理…」
瑞鶴「私の間接キス付きだよ?」
吹雪「余計いらんわ!」