岡「突然どうした助手よ…」
栗「助手じゃないですよ!わたしの名前は這い寄る混沌ニャルラトホテプ!」
岡「…は?」
栗「いや、だからー…今は天才脳科学者の牧瀬紅莉栖の姿をとっていますが…」
岡「……」
栗「わたしは凶真さんを犯罪機関から守るために大宇宙連盟より派遣されたエージェントなんですよ!」
岡「…ふざけてるのか?俺はお前のおふざけに付き合ってる暇などない」
栗「はぁ、ふざけてないですって!」
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岡「俺は機関との戦いの準備のためにラボでしばしの休息中なのだ」
栗「い、いや、だから…」
岡「よって貴様はとっとのそのおかしな演技をやめ、いつも通り分厚い洋書でも読んでいろ!フゥーッハッハッハ!!」
栗「なにいってるんですか凶真さん!こうしてる間にも、その機関の魔の手が迫ってるんですよ?!」
岡「え?」
栗「凶真さんが一番分かってるでしょー?!またナイトゴーントが襲ってくるかもしれないのに寝てる場合ですか?!」
岡「…えっと、紅莉栖よ」
栗「違いますって、知ってるでしょ?わたしはニャルラトホテプ、惑星保護機構から派遣されたエージェ
岡「わ、わかった!だからちょっとまってくれ!」
栗「はぁ…ほんとに突然どうしたんですか凶真さん」
岡「…助手よ、まず俺の質問に答えっていってほしい」
栗「はぁ?いいですよ…」
岡「俺の名前を言ってみろ」
栗「鳳凰院凶真。世を忍ぶ名として岡部倫太郎と名乗り、機関に対抗しうる頭脳を持つ狂気のマッドサイエンティスト」
岡「…お前の名前は?」
栗「ニャルラトホテプ。天才脳科学者の牧瀬紅莉栖を名乗り、地球に潜伏しています」
岡「…ここはどこだ」
栗「未来ガジェット研究室。表向きでは変な発明品を作ってますが、本当は対旧神兵器の開発が主な活動内容です」
岡「お前の父親は?!」
栗「アザトース?正確には上司ですけど。地球では現在ロシア政府に拘束されている牧瀬章一の娘」
岡「……」
栗「ですが、その牧瀬章一は我々の作り出したダミーであり、そんな人物は実在しない」
岡「……」
栗「満足しましたか?しっかしりてくださいよ凶真さん。あなたの灰色の頭脳は地球を守るために必要なんですから」
岡「…なぁ紅莉栖」
栗「しつこいですねー、違うって言ってるでしょう?!」
岡「…電話レンジは?!電話レンジはこの世界線にあるのか?!」
栗「電話レンジ…?なんですかそれ、そんなもの見たことも聞いたこともないですけど」
岡「……俺だ、今わが助手である牧瀬紅莉栖から執拗な精神攻撃を受けている…至急応援を…」
栗「あーちょっとちょっと!なに電話してるんですか?!」ヒョイ
岡「は?あ…!ちょ、返せ!」
栗「か、課長違うんですよ!今のは……あーれー繋がってない、誰と話してたんですか凶真さん」
岡「お、おい、助手…どういうことだ」
栗「はー、もうそう呼びたいならそれでいいですよ、あながち間違っちゃいないですし」
岡「俺が電話しようとした先に、お前は心当たりがあるのか…?」
栗「そんなの惑星保護機構以外にどこがあるんですか…」
岡「……」
栗「ほんっとにどうしたんすか凶真さん、どっか具合でも悪いんすか?」
岡(リーディングシュタイナーは発動していない…ここはSG…いや、やはり別の世界線に移動を…?)
栗「凶真さん?」
岡(だ、だが、なんなんだこの滅茶苦茶な紅莉栖は?!こんな紅莉栖はどの世界線にも…)
栗「…じゅるり」
岡(い、いや落ち着け!こいつがふざけているんだ、それが最も自然だ、そうだろう岡部!)
栗「…ハァハァハァ」ジジーーッ
岡「ってうおおうッ?!なんで俺のズボンのチャックを下ろしてるんだ貴様はッ!」
栗「え、そりゃもちろん、ムラムラしてきちゃったんすよ…」
岡「は、はぁ?」
栗「まだ気にしてるんですか凶真さん、種族の違いなんか亜空間にバラまいて、ちゃちゃとやっちゃいましょう?」
岡「は?な、なにを…」
栗「既成事実ですよぉーv」ガバッ
岡「ぬおおう?!ちょ、ちょっとまで助手!マジでお前正気か?!」
栗「んもーぅ正気に決まってるじゃないですかぁ、邪神のわたしにSAN値チェックは適応されませんよ~」スリスリ
岡「や、やめろこら?!ああ、ダメだ触るな!」
栗「んふ、んじゃ、子作しましょv」バッサァ
岡(…終わった、俺の貞操は、こんなわけのわからない世界戦で…)
ガチャッ!!
萌「そこまでよ…」
栗「?!」
岡「も、萌郁?!」
栗「な、なにしにやがったんですかお前…」
萌「そんなの…決まってる…、ニャルラトホテプ…はわたしの…モノ…」
栗「ま、まだ諦めてないんですか?!わたしが愛するのは凶真さんだけって何度言ったら…!」
岡(な、なんだ?いったいなにが起きている…萌郁までおかしく?!)
萌「…さぁ、わたしと一緒にいきましょう、宇宙と果てまで」スルスルリン
岡「ど、どわあああ!一瞬でパンイチに?!」
栗「や、やめろ、来るな!」
萌「ニャル子が好き…大好きよ…」ハァハァ
栗「ちょ…やめ!ひえええ!」ガバァ
萌「はぁ……好きい…はぁはぁ」ペロペロ
栗「あ、あん!イヤ…まって、やめ…ひい!」
岡(……なんなんだこれは、襲われると思ったらレズビアンショーが始まっていた)フラフラ
萌「うふふ、ニャル子と子作り、フォーリンラブ…」
栗「あ、ああダメだって言って…!あぁん!」
岡(い、今のうちに、外へ逃げ…!)
ガチャ
る「あ…」
岡「る、るか子…!」
る「そんなに慌ててどこへ…?」
岡「る、るか子、お前は…正気か?」
る「は?えっと…特になにも…」
岡(よ、よかった…るか子は正常だ!よし、助けを…)
る「えっと…凶真くん…」
岡「…は?」
る「ぼく、今日は凶真君に話したいことがあるんだ…」
岡「」
る「ぼ、僕は、凶真君と…合体したい!」
岡(だが男だ)ダダッ
る「ああ、待ってよ凶真君!」
岡「うわああああああ!!くそっくそおおおいったいどうなってるんだあああ!!」
ドンッ
ダ「うおっと!」
岡「あいた!」ドサッ
ダ「びっくりした…」
岡「ダ、ダル…」
ダ「どうしたんだい倫太郎君、大丈夫かい?」
岡「」
ダ「ずいぶん顔色が悪いようだけど…、何かあったのかな?」
岡「お…おいたん…だと…?」
ダ「さ、手を貸そう、ほら…」
岡「」ダダッ
ダ「あ、倫太郎君!」
岡(あとはまゆりと…フェイリス)
岡「まずはメイクイーン+ニャン2へ…」
岡「く…嫌な予感しかしない…!だが希望を捨てるな岡部倫太郎!」
メイクイーン+ニャン2前
岡「なん…だと…」
メイド喫茶ルルイエ+イア2
岡「店名が変わっている…!くそっ…」ガクリ
岡「俺はいったい今、どこにいるんだ…」
ま「…」
岡「は!ま、まゆり?!」
ま「…」
岡「お、おいまゆり、頼む…お前だけは…お前だけが…俺の…!」
ま「ミィミー!」バサバサ
岡「」
ま「ミーミー」スリスリ
岡「」ガクッ
ま「ミィ?」
コロコロ…岡部倫太郎SAN値チェック失敗…1D100の喪失
栗「う…うう、岡部ごめんね、ごめんねぇ!」ゆさゆさ
る「お、岡部さんしっかりして下さい!お気を確かにぃ!」
フ「…ダメニャ、完全にのびちゃってるニャー…」つんつん
ダ「だ、だからやめようって言ったんだお!」
ま「うーん、まゆしぃはいつもとそんなに変わらなかったと思うけどな~」
栗「お店の看板貼りかえるなんてやりすぎよ留美穂!」
フ「ニャー…はりきりすぎちゃったテヘペロ☆」
る「萌郁さんも、す…すごかったですよね」
萌「…ちょっと…燃えた」ポッ
ま「まぁとにかく、ドッキリは大成功なのです☆」
ダ「大成功ってレベルじゃねーお!まず病院だお!」
栗「いやあああああ、岡部えええええええ!」
岡「…うー…にゃー…うー…にゃあー…」
END
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